バージョン

データ検証のインタラクション (UltraSpreadsheet)

トピックの概要

目的

このトピックでは、データ検証機能に関連したユーザーが実行できる操作を説明します。

前提条件

以下の表は、このトピックを理解するための前提条件として必要な概念とトピックの一覧です。

タイプ コンテンツ

概念

Infragistics Excel Engine

トピック 目的

このセクションでは、 Infragistics Excel Engine のオブジェクト モデルと機能をより深く理解するうえで役立つ情報を提供します。

このトピックでは、 UltraSpreadsheet コントロールの機能を開発者の観点から詳しく説明します。

このトピックでは、 UltraSpreadsheet コントロールの視覚要素の概要を紹介します。

このトピックでは、コントロールのセルをナビゲートする場合にサポートされるユーザー操作を説明します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

概要

概要

UltraSpreadsheet コントロールは、データ検証機能をサポートします。この機能により、ユーザーの入力を検証するためにコントロールが使用するセルに検証ルールを設定できます。各セルに設定できる規則は 1 つです。

データ検証ルールが設定されたセルをアクティブ化すると、入力メッセージが表示されるように構成することができます。この入力メッセージは、説明とオプションのタイトルと一緒にフローティング ボックスに表示されます。入力メッセージは、セルの中央/下が既定の位置ですが、そこに十分なスペースがない場合は移動します。入力メッセージは任意に移動させることもできます。一度移動された入力メッセージは、同じワークシートのすべてのセルで同じ位置になります。各ルールに応じて、入力メッセージを非表示にすることもできます。

以下のスクリーンショットは、現在アクティブなセルの下の入力メッセージを示します。

xamSpreadsheet val2.png

新しいセルの値を確定すると、編集されたセルのデータ検証ルールがトリガーされます (このセルにデータ検証ルールが設定されている場合)。データ検証に合格しなかった場合、検証ルールでエラー メッセージを表示するように設定できます。情報、警告、停止の 3 つのエラー メッセージは、それぞれのアイコンやボタンのセットで区別します。エラー メッセージには説明とオプションのタイトルもあります。

以下の表は、エラー メッセージの各タイプとプロパティを示します。

エラー メッセージ タイプ ボタン アイコン

情報エラー メッセージ

OK、キャンセル

xamSpreadsheet val4.png

警告エラー メッセージ

はい、いいえ、キャンセル

xamSpreadsheet val5.png

停止エラー メッセージ

OK、キャンセル

xamSpreadsheet val6.png

以下のスクリーンショットは、警告タイプのエラー メッセージを表示します。

xamSpreadsheet val3.png

値が検証に合格しないセルを囲む円を表示または非表示するコマンドを実行することもできます。

以下のスクリーンショットは、コントロールの 1 つのセルを無効な値の円で囲んだ状態を示します。

xamSpreadsheet val1.png

ユーザー インタラクションと操作性

ユーザー インタラクションの概要表

以下の表では、色の選択に関連する UltraSpreadsheet コントロールのユーザー インタラクション機能を概観します。

目的 方法 詳細

入力メッセージの移動

入力メッセージをマウスでドラッグします。

入力メッセージを新しい使用しやすい位置に移動します。

入力メッセージのデフォルトの配置ロジックを復元

入力メッセージをダブルクリックします。

ダブルクリックの後、デフォルトの配置ロジックが復元されます。

検証のトリガー

  • Enter を押します。

  • Ctrl+Enter キーを押します。

  • Ctrl+Shift+Enter キーをします。

  • 現在編集されているセルの外部をクリックします。

データ検証をトリガーする新しい値を確定する前に、各セルを編集モードにする必要があります。

データ検証の失敗と編集の継続

  • 警告タイプのエラー ダイアログの [いいえ] ボタンをクリックします。

  • 停止タイプのエラー ダイアログの [OK] ボタンをクリックします。

セルは編集モードの状態になります。

データ検証の失敗と値の復元

任意のタイプのエラー ダイアログの [キャンセル] ボタンをクリックします。

セルは編集モードを終了し、元の値に復元されます。

データ検証の失敗と無効な値の承認

  • 任意の情報タイプのエラー ダイアログの [OK] ボタンをクリックします。

  • 警告タイプのエラー ダイアログの [はい] ボタンをクリックします。

セルは編集モードを終了し、新しい無効な値が設定されます。

関連コンテンツ

トピック

このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。

トピック 目的

このトピックでは、定義済みのデータ検証ルールを構成および設定する方法について説明します。

このトピックは、データ検証イベントの処理方法と、無効なデータのセルを円で囲んで示す方法を説明します。