バージョン

ResolutionIndependentMetrics クラス

各種ユーザー インターフェイス要素のサイズ設定のうち、特定の相対画面解像度に限定されないサイズ設定に関するプロパティを公開します。
シンタックス
'宣言
 
Public Class ResolutionIndependentMetrics 
   Inherits Infragistics.Shared.SubObjectBase
public class ResolutionIndependentMetrics : Infragistics.Shared.SubObjectBase 
解説

UltraLiveTileView コントロールは、4 つの相対画面解像度にそれぞれ別個のメトリックス オブジェクトを公開するため、何かのサイズを制御するプロパティ値は、特定の画面解像度に合わせて細かく調整できます。こうしたメトリックス オブジェクトのプロパティ値は、対応する画面解像度がローカル マシンの画面解像度と一致する場合にのみ使用されます。たとえば、Scale100Percent メトリックス オブジェクトに割り当てられている値は、ローカル マシンの画面が高精細な解像度を備えている場合には適用されません。

ResolutionIndependentMetrics クラスは、解像度固有のメトリックス オブジェクトと同じプロパティを公開します。ただし、このクラスのプロパティは、それぞれの相対画面解像度に応じてスケーリングされ、理想値に近づけられます。

たとえば、TileSizeSmall プロパティに値を割り当てると、Square タイルの表示サイズも、Wide タイルの表示サイズも変更されることになります。このプロパティを解像度固有のメトリックス オブジェクトの 1 つで設定しても、他の画面解像度で表示されるタイルのサイズに影響はありません。

しかし、ResolutionIndependentMetrics クラスで TileSizeSmall プロパティを設定すると、 (このプロパティが解像度固有のオブジェクトで設定されていない限り) すべての画面解像度でタイルのサイズが変更されることになります。

ResolutionScale プロパティの値は、このクラスのプロパティ値に関する「ベースライン」解像度を決定します。特定の画面解像度で表示するもののサイズを決定する際にスケーリングが適用される場合、このクラスで定義されている値は、画面解像度の差を表す比率に基づいてスケーリングされます。

たとえば、ResolutionScale プロパティの値が Scale100Percent に設定されていて、ターゲットの画面解像度が Scale80Percent である場合、(Scale80Percent の解像度設定は Scale100Percent の 80% の解像度に相当するため) プロパティ値は 4/5 という比率でスケーリングされます。

参照