バージョン

DefaultWorkbookPaletteMode プロパティ

エクスポート時に使用するデフォルトの Infragistics.Documents.Excel.WorkbookPaletteMode を指定します。
シンタックス
'宣言
 
Public Property DefaultWorkbookPaletteMode As WorkbookPaletteMode
public WorkbookPaletteMode DefaultWorkbookPaletteMode {get; set;}
解説

このプロパティはエクスポート時にカスタムパレットを作成するか、または標準のExcelカラーパレットを使用するかを決定します。

カスタムパレットを使用すると、エクスポートされたExcelワークブックがエクスポート元のグリッドとまったく同じ色で表示されます。ただし、カスタムパレットを使用する場合は、Excelワークブック間でコピー&ペーストするときに問題が生じる恐れがあります。2つのワークブックが正確に同じパレットを共有している可能性はほとんどないため、色変更が起こることがあります。

標準のExcelパレットを使用することは、Excelワークブックの色がグリッドの色とは正確に一致しないことを意味します。グリッドで使用されている各色について、Excelパレット内の最も近い色がExcelで使用されます。標準パレットを使用して作成したワークブックを使ってコピー&ペーストを行っても、色変更は起こりません。 ただし、カスタムパレットを持つワークブックに貼り付けた場合はこの限りではありません。

パレットモードはワークブックによって決定されます。そのため、このプロパティが使用されるのは、ExcelExportによって新しいワークブックが作成されるときだけです。Exportメソッドにワークブックが渡された場合は、そのワークブックのパレットモードが使用されます。コードで作成したワークブックのパレットモードを変更するには、ワークブックのコンストラクターに Infragistics.Documents.Excel.WorkbookPaletteMode を渡します。

参照