Style sliceStyle = new Style
{
Fill = Color.Gray,
Opacity = .75,
};
this.ultraDoughnutChart1.SelectedStyle = sliceStyle;
このトピックでは、UltraDoughnutChart のスライスの選択および展開を構成する方法を説明します。
本トピックの理解を深めるために、以下のトピックを参照することをお勧めします。
このトピックは、以下のセクションで構成されます。
以下の表に、 UltraDoughnutChart コントロールの、スライスの選択に関して構成可能な項目の一覧を示します。
UltraDoughnutChart でスライス選択を有効 (デフォルト設定) または無効にできます。
以下の表は、要求ビヘイビアーをプロパティ設定にマップしています。
UltraDoughnutChart は、選択されたスライスの見た目を決定する SelectedStyle プロパティを公開します。デフォルトでは、適用されるスタイルはありません。スライスを選択しても、その見た目はどのようにも変わりません。独自のスタイルを選択されたスライスに適用すると、 Style
を定義して、 SelectedStyle プロパティの値として設定する必要があります。
以下の表は、要求ビヘイビアーをプロパティ設定にマップしています。
以下のスクリーンショットは、以下の設定結果として UltraDoughnutChart の選択されたスライス (一番上のスライス) がどのように見えるかが示されます。
UltraDoughnutChart は、スライスされた選択/非選択状態を変更するために使用する SliceClick イベントを公開します。
以下の表は、要求ビヘイビアーをプロパティ設定にマップしています。
以下のコード例は、クリック時に選択状態の切り替え方法を示します。
C# の場合:
void DoughnutChart_SliceClick(object sender, DoughnutSliceClickEventArgs e)
{
e.IsSelected = !e.IsSelected;
}
VB の場合:
Private Sub dc_SliceClick(sender As Object, e As DoughnutSliceClickEventArgs)
e.IsSelected = Not e.IsSelected
End Sub
選択されたスライスは、 UltraDoughnutChart の SelectedSlices コレクションのコンテンツを修正することでも管理できます。それには、選択して SelectedSlices に追加しようとする 1 つ以上の slice オブジェクトへの参照を取得しなければなりません。スライスを選択しない場合、コレクションから削除します。
以下の表は、要求ビヘイビアーをプロパティ設定にマップしています。
以下のコード例は、 UltraDoughnutChart の最初のスライスへの参照を取得し、選択されたスライスでコレクションに追加する方法を示します。項目の削除例も利用できます。このコードは、特定のリング シリーズをロード後に実行する点にご注意ください。
C# の場合:
private void SeriesLoaded(object sender, SeriesLoadedEventArgs e)
{
RingSeries ringSeries1 = doughnutChart.Series[0];
// 項目を選択します:
ringSeries1.SelectedSlices.Add(3);
// 項目を選択解除します:
ringSeries1.SelectedSlices.Remove(3);
}
Visual Basic の場合:
Private Sub SeriesLoaded(sender As Object, e As SeriesLoadedEventArgs )
Dim ringSeries1 = doughnutChart.Series(0)
' 項目を選択します:
ringSeries1.SelectedSlices.Add(3);
' 項目を選択解除します:
ringSeries1.SelectedSlices.Remove(3);
End Sub
以下の表に、 UltraDoughnutChart コントロールの、スライスの展開に関して構成可能な項目の一覧を示します。
UltraDoughnutChart でスライス展開を有効 (デフォルト設定) または無効にできます。
以下の表は、要求ビヘイビアーをプロパティ設定にマップしています。
以下のスクリーンショットは、1 つのスライスが展開された UltraDoughnutChart を示します。
UltraDoughnutChart は、スライスが展開されるかどうかを変更するために使用する SliceClick イベントを公開します。
以下の表は、要求ビヘイビアーをプロパティ設定にマップしています。
以下のコード例は、クリック時に展開状態の切り替え方法を示します。
C# の場合:
private void DoughnutSliceClicked(object sender, DoughnutSliceClickedEventArgs e)
{
e.IsExploded = !e.IsExploded;
}
Visual Basic の場合:
Private Sub DoughnutSliceClicked(sender As Object, e As DoughnutSliceClickedEventArgs)
e.IsExploded = Not e.IsExploded
End Sub
展開されたスライスは、 UltraDoughnutChart の ExplodedSlices コレクションのコンテンツを修正することでも管理できます。それには、展開して ExplodedSlices に追加しようとする 1 つ以上の slice オブジェクトへの参照を取得しなければなりません。スライスの非展開状態を設定しない場合、コレクションから削除します。
以下の表は、要求ビヘイビアーをプロパティ設定にマップしています。
以下のコード例は、 UltraDoughnutChart の最初のスライスへの参照を取得し、展開されたスライスでコレクションに追加する方法を示します。項目の削除例も利用できます。このコードは、特定のリング シリーズをロード後に実行する点にご注意ください。
C# の場合:
private void SeriesLoaded(object sender, SeriesLoadedEventArgs e)
{
RingSeries ringSeries1 = new doughnutChart.Series[0];
// 項目を展開します:
ringSeries1.ExplodedSlices.Add(3);
// 項目の展開を解除します:
ringSeries.ExplodedSlices.Remove(3);
}
Visual Basic の場合:
Private Sub SeriesLoaded(sender As Object, e As SeriesLoadedEventArgs)
Dim ringSeries1 = doughnutChart.Series(0)
' 項目を展開します:
ringSeries1.ExplodedSlices.Add(3);
' 項目の展開を解除します:
ringSeries.ExplodedSlices.Remove(3)
End Sub