2005 Volume 2 では、WinGrid コントロールはデザインタイムに新しい外観を取るように設定されており、この最新の設定を自動的に取ります。この外観はプリセット ファイルに規定されています。開発者は必要なら、異なるプリセットを指定して、デザインタイムに作成された新しいすべての WinGrids に適用することができます。
WinGrid をフォーム上にドロップダウン リストすると、この新しいデフォルト外観を確認できます。
この外観を変更するには、グリッドを右クリックし、コンテキスト メニューで [UltraWinGrid デザイナ] を選択します。次に [基本設定] の下にある [デザイナ] ダイアログ内で Presets ノードを展開し、[プリセットマネージャ] を選択します。ペインの中央で外観というラベルのタブを選択してクリックし、そこでドロップダウンを表示させるとプリセットを確認できます。ドロップダウンからプリセットのひとつを選択すると、右側のペインのグリッドが、グリッドに対して行われる変更を反映して変化するのがわかります。
そして中央領域の右下に「デザインタイムに作成されたグリッドにこのプリセットを適用する」とラベルのついたチェックボックスが表示されます。このチェックボックスを選択すると、それ以降グリッドはデザインタイムにこのプリセットを使用します。
たとえば [シルバーグラデーション] を選択してからチェックボックスを選択し、[プリセット適用] ボタンをクリックします。さらに右下隅にある [適用] ボタンを押します。UltraWinGrid デザイナを閉じると、デザイン ビューのフォーム上のグリッドがこのプリセットをどのように取得したかを確認できます。このプロジェクトを終了して、新しいプロジェクトを作成し、プロジェクトのフォームにグリッドを追加する場合、同じプリセットが適用されます。同じプロジェクトに他のグリッドを作成する場合も、このプリセットが使用されます。