NamedReference とは、実質的にはコントロールに依存しない数式です。NamedReferences にはさまざまな用途があります。たとえば、計算式の中だけで使用し、エンド ユーザーに見せる必要がない定数や数式を定義する際に使用できます。
NamedReferences の最も重要なプロパティを以下に示します。
NamedReference を追加するには、WinCalcManager コンポーネントの NamedReferences プロパティで、省略(…)ボタンをクリックしてコレクション エディタを開きます。[追加] ボタンをクリックすると、新しい NamedReference がコレクションに追加されます。
定数を作成するには、単にリテラル値を Formula に割り当てます。たとえば、"Pi" という Key を持つ NamedReference を定義し、Formula を "3.1415" に設定します。
数式の中で名前付き参照を使用するには、名前付き参照の Key を角カッコで囲み、二重のスラッシュを付けます(例:"[//Pi] * [//Radius]^2")。