バージョン

Excel ファイルをワークブックに読み取る

Microsoft® Excel® ファイルを書き出すだけでなく、Infragistics.Documents.Excel アセンブリはこれらのファイルを読み取ることができます。既存の Excel ファイルから Workbook オブジェクトを作成し、変更を行い、修正したワークブックを含む新しいファイルを保存することができます。Excel ファイルが静的な Deserialize メソッドで読み取られる時に、Workbook オブジェクトが作成され、オブジェクト モデル全体にファイルからのすべてのサポートされる情報が格納されます。ワークブックおよびワークシート オプションだけでなく、セル値、フォーマット、および画像はすべて、解析されたワークブックからアクセスおよび修正可能です。

以下のコードは、既存のワークブックで読み取り、変更を行い、ワークブックを新しいファイルに書き込む方法を示します。

Visual Basic の場合:

Dim workbook As Infragistics.Documents.Excel.Workbook = _
  Infragistics.Documents.Excel.Workbook.Load("C:\ExistingWorkbook.xls")
workbook.Worksheets.Item(0).Rows.Item(0).Cells.Item(0).Value = 19
workbook.Save("C:\ModifiedWorkbook.xls")

C# の場合:

Infragistics.Documents.Excel.Workbook workbook =
  Infragistics.Documents.Excel.Workbook.Load( "C:\\ExistingWorkbook.xls" );
workbook.Worksheets[ 0 ].Rows[ 0 ].Cells[ 0 ].Value = 19;
workbook.Save( "C:\\ModifiedWorkbook.xls" );