'宣言 Public Event PanGesture As PanGestureHandler
public event PanGestureHandler PanGesture
イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、PanGestureEventArgs 型の引数を受け取りました。次の PanGestureEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。
プロパティ | 解説 |
---|---|
Gesture | このイベントをトリガーしたジェスチャーを識別する定数を返します。 |
Handled Infragistics.Win.Touch.GestureEventArgsから継承されます。 | イベントが処理されたかどうかを示すブール値を取得または設定します。 |
HorizontalInertia | このイベントの水平慣性を説明するベクターを返します。 |
IsInertial | このイベントが慣性によってトリガーされているかどうかを示すブール値を返します。 |
Location | このイベントが発生されたときのコンタクト イントの位置を返します。 |
VerticalInertia | このイベントの垂直慣性を説明するベクターを返します。 |
ユーザーがタッチ画面に指をドラッグする場合にパンニング操作を実行します。コンタクト ポイントの位置はイベント引数で提供されます。
PanGesture イベントは、ユーザーがタッチ画面から離された後に発生します。これは「慣性」パンニングと呼ばれています。イベントが発生する回数、および慣性のマグニチュードは、タッチ画像との押しが離れたときにコンタクト ポイントが移動されていたスピードに基づきます。
一般的に、コントロールは垂直パンニング デルタの応答はスクロールで、水平パンニング デルタの応答は項目の選択です。パンニング ジェスチャが垂直デルタおよび水平デルタを含む可能性があり、水平パンニング通知の応答に項目を選択する代わりにスクロールする可能性があるため、パンニング操作を区別するためにしきい値デルタは使用されます。
Windows エクスプローラーのように、パンニング操作の最初のフェーズは、コントロールによって実行されたデフォルト操作を決定します。コンタクト ポイントの位置が元のコンタクト ポイントから指定した距離を移動するときに、コントロールは、垂直デルタまたは水平デルタのどちらが大きいを決定します。
垂直デルタが水平デルタより大きい場合、スクロール操作を開始します。スクロール操作が開始した後に、コントロールが水平スクロールをサポートする場合に、水平デルタもスクロール操作を実行します。
水平デルタが垂直デルタより大きい場合、コントロールが項目選択をサポートする場合に項目選択操作を開始します。Windows エクスプローラーのような「なげなわ」選択矩形を表示します。サイズを変更すると、矩形内の項目を選択します。
この動作を反転するコントロールがあります。たとえば、コントロールが水平スクロールのみをサポートする場合、垂直デルタを超えると、項目選択モードに入り、水平デルタを超えると、スクロールします。