バージョン

Row プロパティ (VisibleRow)

表示可能な行に関連付けられたUltraGridRowオブジェクトを返します。
シンタックス
'宣言
 
Public ReadOnly Property Row As UltraGridRow
public UltraGridRow Row {get;}
解説

オブジェクトの Row プロパティは、UltraGridRow オブジェクトによって定義されたグリッドの特定の行を参照します。Row プロパティを使用して、特定の UltraGridRow オブジェクトのプロパティにアクセスしたり、現在のオブジェクトに関連付けられている UltraGridRow オブジェクトへの参照を取得したりできます。

UltraGridRow オブジェクトは、基本データソースにある単一レコードからデータを表示するグリッドの単一行を表します。UltraGridRow オブジェクトは単独またはバッチでデータ レコードの更新を管理するために使用されるひとつのメカニズムです(他は UltraGridCell オブジェクト)。ユーザーがグリッドに反応する場合、UltraGridRow オブジェクトは常にアクティブ行で、グリッドの入力フォーカスとグリッドがバインドされるデータソースのコンテキストの配置を決定します。

使用例
Imports Infragistics.Shared
Imports Infragistics.Win
Imports Infragistics.Win.UltraWinGrid
Imports System.Diagnostics

   Private Sub UltraGrid1_AfterRowRegionScroll(ByVal sender As Object, ByVal e As Infragistics.Win.UltraWinGrid.RowScrollRegionEventArgs) Handles ultraGrid1.AfterRowRegionScroll

       ' 行のスクロール領域で行がスクロールされた後に AfterRowRegionScroll を発生します
       ' RowScrollRegion の VisibleRows は表示される行のリストを含みます
       ' (バンドが表示に出るまでにスクロールされるクリッピング
       ' によって影響されません表示されている行コレクションは行を含みますが、 
       ' 関連付けされた UI 要素はありません)また、最後の行は
       ' 表示されない場合がありますそのため、UltraGrid は VisibleRows コレクションに
       ' 行を追加しますこの追加の行は、最後の行がスクロールによって表示されないかぎり
       ' 表示されません

       ' 以下のコードは、表示される行数を出力します
       Dim visibleRowCount As Integer = 0

       Dim i As Integer
       For i = 0 To e.RowScrollRegion.VisibleRows.Count - 1
           Dim vr As VisibleRow = e.RowScrollRegion.VisibleRows(i)

           Dim row As UltraGridRow = vr.Row

           ' 行が表示されている場合、カウンターを増加します
           If Not Nothing Is row AndAlso Not Nothing Is row.GetUIElement(e.RowScrollRegion) Then
               visibleRowCount += 1
           End If
       Next

       Debug.WriteLine("Number of visible rows = " & visibleRowCount.ToString())

   End Sub
using Infragistics.Shared;
using Infragistics.Win;
using Infragistics.Win.UltraWinGrid;
using System.Diagnostics;

private void ultraGrid1_AfterRowRegionScroll(object sender, Infragistics.Win.UltraWinGrid.RowScrollRegionEventArgs e)
{

	// 行のスクロール領域で行がスクロールされた後に AfterRowRegionScroll を発生します
	// RowScrollRegion の VisibleRows は表示される行のリストを含みます
	// (バンドが表示されるまでスクロールされるクリッピング
	// に影響されません表示される行コレクションに行が含まれますが、 
	// 関連付けされた UI 要素がありません)また、最後の行は
	// 表示されない場合がありますそのため、UltraGrid は VisibleRows コレクションに
	// 行を追加しますこの追加の行は、最後の行がスクロールによって表示されないかぎり
	// 表示されません

	// 以下のコードは、表示される行数を出力します
	int visibleRowCount = 0;

	for ( int i = 0; i < e.RowScrollRegion.VisibleRows.Count; i++ )
	{
		VisibleRow vr = e.RowScrollRegion.VisibleRows[i];

		UltraGridRow row = vr.Row;

		// 行が表示されている場合、カウンターを増加します
		if ( null != row && null != row.GetUIElement( e.RowScrollRegion ) )
			visibleRowCount++;
	}

	Debug.WriteLine( "Number of visible rows = " + visibleRowCount.ToString( ) );

}
参照