このトピックでは、デザインタイムに Transform3D プロパティを使用し、立体グラフをサイズ変更して表示領域にすっきり収める方法を説明します。フォーム上に立体グラフを配置した後で、グラフを変更して表示領域内にきれいに収めたい場合があります。また、グラフを回転してビューアングルを変える必要も出てくるかもしれません。これらの作業をすばやく実行するには、デザインタイムにプロパティ ページから Transform3D プロパティを使用します。
Transform3D プロパティは 4 つの部品から成ります。[立体グラフの視点] 領域のコンボボックスのドロップダウンの矢印ボタンをクリックすると、最も簡単にこれらを操作できます。ドロップダウンでは、以下のようなコントロールを使用できます。
下に S（ Scale ）が付いた垂直スライダがあります。S（目盛）座標を得るには、このスライダを上下に動かすか、または数値スピンを上下に動かし、グラフの高さおよび幅の両方のサイズを拡大縮小します。
X（ X Rotation ）に対応する垂直スライダがあります。X（X Rotation）を得るには、このスライダを上下に動かすか、または数値スピンを上下に動かし、グラフをX軸の周りに回転させます。
Y（ Y Rotation ）に対応する垂直スライダがあります。Y（Y Rotation）を得るには、このスライダを左右に動かすか、または数値スピンを左右に動かし、グラフをY軸の周りに回転させます。
ドロップダウンにボックスもあります。ボックス内でマウスポインタを上下にドラッグすると、グラフは X 軸の周りを回転します。ボックス内でマウスポインタを左右にドラッグすると、グラフは Y 軸の周りを回転します。斜めにドラッグすると、グラフは X 軸と Y 軸の両軸で回転します。
[OK] ボタンをクリックし、グラフへのこれらの変更を確定します。このように、ユーザーは Transform3D プロパティを使用してグラフのサイズやビューアングルを変更できます。