Document クラスはオブジェクト階層のルート レベルを表します。段落およびテーブルなどのブロック レベルのコンテンツのコンテナーとして使用されます。
ブロック レベルのコンテンツは ContentBlocks コレクションで含まります。AddParagraph および AddTable メソッドを使用すると、段落およびテーブルを文書に追加することができます。
作成者、タイトル、件名などの文書のプロパティを DocumentProperties プロパティによって指定します。
DefaultFont、DefaultParagraphProperties、および DefaultTableProperties プロパティを使用すると、文書のコンテンツのデフォルト書式設定属性を定義することができます。
ページ サイズ、ページの方向、マージンなどのページのプロパティは FinalSection プロパティおよび Sections コレクションを使用して定義できます。FinalSection プロパティは、文書の全体のページ プロパティを制御するオブジェクトを返します。Sections コレクションはグループまたはブロック レベルのコンテンツのドキュメント セクションを定義する方法を提供します。Sections コレクションが 1 つ以上のメンバーを含む場合、FinalSection は、セクションが明示的に定義される最後のブロックの後にある文書のブロック レベル コンテンツのページ設定を定義します。
セクションの HeaderAllPages、FooterAllPages、HeaderFirstPageOnly、および FooterFirstPageOnly プロパティを使用すると、文書にヘッダーおよびフッターに追加できます。ヘッダーおよびフッターは文書と同じブロック レベルのコンテンツを含むことができます。コンテンツは、メイン文書コンテンツと同じ構文を使用してヘッダーおよびフッターに書き込まれます。ヘッダーおよびフッターは、Document と同じように ContentBlocks コレクションを公開します。
実際値を変更しないで、プロパティの get および set メソッドの販売単位を変更するには、Unit プロパティを使用することができます。たとえば、フォント サイズの Unit プロパティが 'Point' に設定されます。インデントまたは行間を設定するために 'Inch' または 'Centimeter' に変更される場合、以前に設定した値は変更しません。