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ファイル アップロードの管理

WebHtmlEditor では、エンド ユーザーは添付ファイル(画像ファイル、Microsoft® Windows Media® Player ストリーミング メディア ファイル、Macromedia® Flash® ファイルなど)をドキュメントにアップロードすることができます。ファイルは、アプリケーションの Web サーバーにアップロード フォルダを構成すると、そこに格納されます。この操作については、 「アップロードファイル格納位置の設定方法」および 「アップロードのための IIS の構成」のトピックを参照してください。

WebHtmlEditor のアップロード機能を提供する Web アプリケーションをデザインするときには、そのアップロード パスを設定する必要があります。この作業には、セキュリティ ポリシの設定、ユーザーがアップロードしたファイルのプライバシ保護、ファイルに対するウィルス スキャン、ファイルのバックアップ、回復、ハウスキーピングなどが含まれます。このようなシステム管理タスクの作業の一部は、Web サイト管理者との協力が必要になることがあります。

非常に大きなファイル(通常は 2MB 以上)のアップロードを可能にするには、IIS で HTTP 要求の maxRequestLength を大きめに設定して、ユーザーが Web サーバーにそのようなファイルをポストで切るようにする必要があります。この設定は、machine.config ファイルの httpRuntime セクションで行います。IIS は、セキュリティ上の理由で、デフォルトでこの制限を超える HTTP 要求を拒否するように設定されています。この制限を緩めると、Web アプリケーションがサービス拒否(DoS)攻撃に対して脆弱になる恐れがあります。

WebHtmlEditor では、アップロードされたファイルをドキュメントに埋め込むことができます。 このコントロールでは、ユーザーがファイルをポストするための [アップロード] ダイアログ ボックスも提供されています。ただし、WebHtmlEditor には、このような設定を行ったときのサーバーのリソースを管理する機能はありません。

ファイルのアップロードを禁止したい場合は、WebHtmlEditor からアップロード関連のツールバーボタンを削除してください。 「ツールバー ボタンの削除方法」に、その方法が説明されています。