バージョン

WebHtmlEditor のブラウザ機能サポート

WebHtmlEditor は、Web コンテンツの制作を包括的にサポートするための強力な編集ツールです。さまざまなレベルの標準準拠、標準準拠機能、ブラウザによって異なる拡張機能など、今日のブラウザの多様性はすべて異種プラットフォーム混在環境で一貫性を追求する障害となります。WebHtmlEditor は、ほとんどのアップレベルのブラウザに対応する多くの高度な編集機能を備えています。

ツールバー ボタンのサポート

Internet Explorer 以外の Web ブラウザで使用すると、この機能は Internet Explorer 以外のブラウザではサポートされていないというポップアップ メッセージが表示されます。ユーザーがさまざまな Web ブラウザを使用する可能性がある Web アプリケーションを開発するときには、HTTP 要求からブラウザの種類を検出し、必要に応じてエンド ユーザーにツールバー ボタンを表示しないようにする必要があります。

次のツールバー ボタンは、Internet Explorer 固有の機能を使用し、WebHtmlEditor でネイティブに近いデスクトップ操作を実現できます。

注: WebHtmlEditor ツールバー ボタンは Internet Explorer すべてのバージョンでサポートされますが、Microsoft Edge ブラウザーでは貼り付けのためのアクセスが無効です。コピーと切り取りボタンは Chrome および Mozilla Firefox バージョン 41 以降でサポートされます。

copy.gif

コピー

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前面に移動

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切り取り

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背後に移動

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貼り付け

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位置の切り替え

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Html 貼り付け

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ズーム

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両端ぞろえ

キーボード ショットカットによるクリップボードのサポート

エンド ユーザーは、次の標準的なキーボード ショートカットを使用すれば、プラットフォームのクリップボード機能を利用して WebHtmlEditor のコンテンツを他のデスクトップ アプリケーションに切り取り、コピー、貼り付けすることができます。

コピー

Ctl + C

切り取り

Ctl + X

貼り付け

Ctl + V

デスクトップ アプリケーション間のクリップボードのサポート

WebHtmlEditor 内のコンテンツを、そのコンテンツの MIME メディアタイプを受け取ることができる別の開いているデスクトップアプリケーションにコピーして貼り付けるときに、Web ブラウザによってクリップボード経由でデスクトップアプリケーションに渡されるメタデータの種類をサポートする度合いが異なります。たとえば、WebHtmlEditor で画像の高さと幅、またはそのいずれかがカスタマイズされている場合に、その画像を WebHtmlEditor からコピーして Internet Explorer に貼り付けると、その画像の寸法が Internet Explorer によってクリップボードからアプリケーションに渡されます。しかし、一部のブラウザでは、画像のみが渡され、それを受け取ったアプリケーションではカスタマイズ前の寸法で表示されます。

境界線のサポート

CSS(Cascading Style Sheet)を指定すると、Web ブラウザは境界線をサポートする必要がなくなります。複雑な境界線スタイルが、Web 標準の準拠を無効にして固定境界線として提供されます。これにより、他のブラウザで WebHtmlEditor とそのコンテンツを開くと境界線が違って見えます。

アラートのキャプション

置換や文字カウントで使用されるような、ユーザーに結果を知らせるポップアップ メッセージは、ネイティブの API への呼び出しによりブラウザに表示されますが、Web プログラミングレベルですべてのパラメータが提供されるわけではありません。したがって、これらのメッセージ ボックスの外観と表示されるキャプションはブラウザの種類により異なります。

オブジェクトのドラッグ、ドロップ、およびサイズ変更のサポート

WebHtmlEditor は、多くのアップレベル ブラウザ プラットフォームで、テキスト、表、画像を含むほとんどのコンテンツのドラッグ、ドロップ、サイズ変更をサポートしています。ただし、もっと多くの HTML 要素のドラッグ、ドロップ、サイズ変更をサポートしているブラウザもあります。また、すべてのブラウザが水平ルーラーのサイズ変更をサポートしているわけではありません。

コンテキスト メニューのサポート

RightClickBehavior プロパティは、WebHtmlEditor によるコンテキスト メニューの表示が可能なブラウザに対してのみ有効です。一部のブラウザは、セキュリティ上の理由で、Web アプリケーションがブラウザに対しコンテキスト メニューを表示するのを禁止することを妨げます。ブラウザがこの機能をサポートしていない場合は、デフォルトでマウスを右クリックしても何も起こりません。

箇条書きと段落番号の整列

ブラウザによっては、箇条書きまたは段落番号のリストで中央揃えと右揃えを併用すると外観が異なります。特に、一部のブラウザでは、行頭の記号または番号が左に寄って表示され、列挙した文と離れてしまうことがあります。

埋め込まれたマルチメディア プラグインのサポート

埋め込まれた HTML タグをサポートしていないブラウザでは、WebHtmlEditor に添付されたストリーミング メディア ファイルが適切に実行されないことがあります。さらに、エンド ユーザーがこのようなブラウザで編集を行うときには、メディアを表示する埋め込みタグに気がつかないことがあります。ただし、埋め込みタグをサポートしているブラウザでそのコンテンツを見ると、オーサーが期待したとおりにストリーミング メディアが実行されてコンテンツが表示されます。

モーダル ダイアログ ボックスのサポート

[アップロード ファイル] ダイアログ ボックスのようなツールバー ダイアログ ボックスは、本来モーダルです。一部のブラウザ(たとえば、Firefox)は、セキュリティ上の理由でモーダルダイアログ ボックスを開くことを制限しています(それを開く Web アプリケーションへの署名が必要となります)。このような場合には、ダイアログ ボックスはモードレスで開きます(ユーザーがダイアログ ボックスの外側をクリックすると、メインのブラウザ ウィンドウの中で Web アプリケーションの操作を続けられます)。