WebDropDown1.EnablePaging = true
WebDropDown™ は項目の長いリストを複数の個別のページに区切る際に役立つページング メカニズムをサポートします。これによりロード時間が削減されパフォーマンスを高めます。ページ番号はページ サイズとドロップダウン コンテナの項目数によって決定されます。
ページング機能を有効にするには、EnablePaging プロパティを True に設定する必要があり、PageSize プロパティをページごとに表示したい項目数に設定することも必要です。Microsoft® Visual Studio® [プロパティ] ウィンドウを使用する、または以下のコードを使用することによって、 EnablePaging および PageSize プロパティを設定できます。
Visual Basic の場合:
WebDropDown1.EnablePaging = true
WebDropDown1.PageSize = 10
C# の場合:
WebDropDown1.EnablePaging = true;
WebDropDown1.PageSize = 10;
WebDropDown によって複数の異なる方法でページ リンクをカスタマイズすることが可能となります。 PagerSettings プロパティにアクセスすることでこれを達成できます。以下のモードのリストは PagerMode プロパティを設定することによってページングリンクを描画する方法を決定する支援となります。
Numeric — 数値ベースのリンクを表示します。
NextPrevious — 次のリンクと前のリンクを表示します。
NextPreviousFirstLast — 次、前、最初および最後のリンクを表示します。
NumericFirst Last — 数値ベースのリンクおよび最初のリンクと最後のリンクを表示します。
注: デフォルトでは、PagerMode プロパティは Numeric に設定されます。
Visual Studio [プロパティ] ウィンドウを使用する、または以下のコードを使用することによって、PagerMode プロパティを設定できます:
Visual Basic の場合:
WebDropDown1.PagerSettings.PagerMode = Infragistics.Web.UI.ListControls.PagerMode.NextPreviousFirstLast
C# の場合:
WebDropDown1.PagerSettings.PagerMode = Infragistics.Web.UI.ListControls.PagerMode.NextPreviousFirstLast;
デフォルトで、ページ リンクは最初、前、次および最後のページに対してそれぞれ HTML 文字エンティティ "<"></"><><"></"><)、">" (>) および ">>" (>>) を使用して示されます。ただし、PagerSettings クラスの以下のメンバーの支援でページ リンクのテキストを変更できます。
FirstPageText — 最初のページャー リンクのテキスト。
LastPageText — 最後のページャー リンクのテキスト。
NextPageText — 次のページャー リンクのテキスト。
PreviousPageText — 前のページャー リンクのテキスト。
Visual Studio [プロパティ] ウィンドウを使用する、または以下のコードを使用することによって、上記のプロパティを設定できます:
Visual Basic の場合:
WebDropDown1.PagerSettings.FirstPageText = "First" WebDropDown1.PagerSettings.PreviousPageText = "Previous" WebDropDown1.PagerSettings.NextPageText = "Next" WebDropDown1.PagerSettings.LastPageText = "Last"
C# の場合:
WebDropDown1.PagerSettings.FirstPageText = "First"; WebDropDown1.PagerSettings.PreviousPageText = "Previous"; WebDropDown1.PagerSettings.NextPageText = "Next"; WebDropDown1.PagerSettings.LastPageText = "Last";
WebDropDown は QuickPages 機能をサポートします。この機能によって現在のページのそれぞれの側で使用可能なページ数を決定することができます。たとえば、プロパティを 3 に設定した場合、現在のページからさらに最大 6 ページ(次の 3 ページと 前の 3 ページ)までアクセスできます。現在のページが先頭/最終ページの場合、またはその方向に残されたページが指定ページより少ない場合、その方向に表示されるページ番号はまったくないか、数が少なくなります。デフォルトで、値は 0 に設定され、これは機能が無効であることを意味します。クイック ページの数は QuickPages プロパティを設定することによって決定できます。
注: QuickPages 機能は PagerMode が Numeric に設定されたときに限り動作します。
Visual Studio [プロパティ] ウィンドウを使用する、または以下のコードを使用することによって、PagerMode プロパティを設定できます:
Visual Basic の場合:
WebDropDown1.PagerSettings.QuickPages = 3
C# の場合:
WebDropDown1.PagerSettings.QuickPages = 3;
注: DropDownItems の設定値がバウンド データではないか、ロードオンデマンドが有効の場合、ページング機能はサポートされません。