WebDataTree1.InitialDataBindDepth = 0 WebDataTree1.DataLoadingMessage = "Loading...Please wait!"
WebDataTree™ はロード オン デマンド機能をサポートします。ロード オン デマンドが有効になると、ページを初期に過度に処理することを回避できます。
WebDataTree でロード オン デマンドを使用
WebDataTree™ は、ロードオンデマンド機能を有効にすることで、パフォーマンスを低下させることなく、非常に大量のデータを処理します。WebDataTree コントロールの InitialDataBindDepth プロパティを設定することによって初めにロードするノード数を決定できます。デフォルトで InitialDataBindDepth プロパティを -1 に設定されます。これはすべてのノードが当初ロードされることを意味します。InitialDataBindDepth プロパティに指定する値は最初にロードされる最後のレベルのインデックスを表します。たとえば、このプロパティを 1 の値に設定すると、初めてのページ描画でレベル 0(ノードの最初のレベル)とレベル 1(ノードの 2 番目のレベル)がロードされます。インデックスが 2、3 というように以降のレベルはオンデマンドでロードされます。
WebDataTree のロードオンデマンドは以下の手順に従ってください。
Visual Studio™ ツールボックスから、ScriptManager コンポーネント、WebDataTree コントロールおよび WebHierarchicalDataSource コントロールをフォームにドラッグ アンド ドロップします。
WebDataTree を WebHierarchicalDataSource バインドに示すように、WebDataTree を WebHierarchicalDataSource にバインドします。
以下のコードに示すように InitialDataBindDepth プロパティと DataLoadingMessage プロパティを設定します:
Visual Basic の場合:
WebDataTree1.InitialDataBindDepth = 0 WebDataTree1.DataLoadingMessage = "Loading...Please wait!"
C# の場合:
WebDataTree1.InitialDataBindDepth = 0; WebDataTree1.DataLoadingMessage = "Loading...Please wait!";
上記のコードで、InitialDataBind プロパティを 0 に設定するとノードの最初のレベルだけをツリーにバインドできます。残りのノードはオンデマンドでバインドされます。
アプリケーションを保存して実行します。ノードを展開すると、データ ローディング メッセージ「Loading…Please wait!」が最初に現れ、次に対応する子ノードがロードされることが分かります。
WebDataTree でデータ ローディング テンプレートを使用
ロード オン デマンド機能を使用する場合、WebDropDown™ によって DataLoadingMessage プロパティを設定することでカスタマイズされた読み込みメッセージを示すことができます。ただし、WebDropDown コントロールの DataLoadingTemplate プロパティを使用することによって、ローディング項目メッセージ テンプレートをローディング メッセージに適用することもできます。 DataLoadingTemplateContainer は WebDataTree コントロールのデータ ローディング テンプレートのコンテナ コントロールです。WebDataTree 読み込みメッセージにテンプレートを設定して使用したい場合は以下の手順に従ってください。
Visual Studio™ ツールボックスから、ScriptManager コンポーネントと WebDataTree コントロールをフォームにドラッグ アンド ドロップします。
ソース コードで、DataLoadingTemplate タグを使用してローディング メッセージを示すために WebDataTree タグ間に以下のコードを含めます。
HTML の場合:
<DataLoadingTemplate> <div id="loadTemplate" style="background-color : Aqua"> <span id="actualMsg">Loading, please wait…</span> </div> </DataLoadingTemplate>
アプリケーションを保存して実行します。初めてノードを展開すると、データ ローディング テンプレートがローディング メッセージに適用されることが分かります。