バージョン

テンプレート化

WebDataMenu™ はテンプレート化をサポートします。これによりメニュー項目の外観をカスタマイズするために使用できる項目テンプレートを定義することが可能となります。項目テンプレートは ItemTemplate プロパティを使用して定義できます。以下のテンプレートメソッドがサポートされます:

  • 個々の項目は関連付けられた特定のテンプレートを持つことができます。

  • テンプレートのコレクションを作成でき、このコレクションから個々の項目にテンプレートを指定することができます。

  • WebDataMenu で各項目に適用される基本のテンプレートを作成できます。

テンプレート コレクションを使用してテンプレートを個々の項目に指定する方法を学習します。WebDataMenu™ によって高度な UI デザイナーを介してテンプレートを個々の項目に簡単に指定することができます。テンプレートを使用すると、要件に応じて個々の項目のルック アンドフィールをカスタマイズできます。

  1. Visual Studio™ ツールボックスから、ScriptManager コンポーネントと WebDataMenu コントロールをフォームにドラッグ アンド ドロップします。

  2. WebDataMenu コントロールのスマート タグをクリックして、[テンプレート コレクションの編集] を選択します。これによって WebDataMenu デザイナーが開かれ、ここで新しいテンプレートを追加できます。

  3. [項目の追加] をクリックして新しいテンプレートをテンプレート コレクションに追加します。4 つのテンプレート Template0、Template1、Template2 を追加します。それらの TemplateID プロパティを Red、Blue および Green にそれぞれ設定します。WebDataMenu は以下の画像のようになるはずです。

WebDataMenu Assigning templates to individual items using the templates collection 01.png
  1. [適用] と [OK] をクリックして WebDataMenu デザイナーを閉じます。

  2. この手順で、テンプレートは以下に示すように編集されます:

    • WebDataMenu コントロールのスマート タグをクリックして、[テンプレートの編集] を選択します。これによりテンプレート編集モードで WebDataMenu を表示します。

    • WebDataMenu コントロールのスマート タグをクリックして Template0 を編集するためにドロップダウン リストから Template0 を選択します。

    • ツールボックスから標準的な TextBox を Template0 領域にドラッグ アンド ドロップして BackColor プロパティを Red に設定します。

    • WebDataMenu はデザイン モードで以下の画像のようになるはずです。

WebDataMenu Assigning templates to individual items using the templates collection 02.png

同様に、以下の画像で示すように BackColor プロパティがそれぞれ Blue と Green に設定された標準的な TextBox を持つようにテンプレート Template1 と Template2 を編集します:

Template1 :

WebDataMenu Assigning templates to individual items using the templates collection 03.png

Template2 :

WebDataMenu Assigning templates to individual items using the templates collection 04.png
  1. 今度はスマート タグをクリックし、[テンプレート編集の終了]を選択して WebDataMenu のテンプレート編集モードを閉じます。

  2. ルート項目を追加して、その Text プロパティを Color に設定します。同様に 3 つの子項目を追加して、 Text プロパティを Red、Blue および Green に設定します。項目の追加方法の詳細は、 WebDataMenu で開始を参照してください。Red、Blue および Green 項目の TemplateId プロパティを Red、Blue および Green にそれぞれ設定します。

  3. WebDataMenu デザイナーは以下の画像のようになります。

WebDataMenu Assigning templates to individual items using the templates collection 05.png
  1. [適用] と [OK] をクリックして WebDataMenu デザイナーを閉じます。

  2. アプリケーションを保存して実行します。Color 項目上にマウスをホバーすると、WebDataMenu は以下の画像のようになります。

WebDataMenu Assigning templates to individual items using the templates collection 06.png