バージョン

並べ替え

WebDataGrid™ によってデータのソートが可能です。単一または複数の列のソートを持つことができます。ソート動作を有効にするために、次の手順を実行します。

  1. WebDataGrid を SqlDataSource コンポーネントにバインドして、Customers テーブルからデータを取得します。実行についての詳細は、 WebDataGrid で開始を参照してください。

  2. プロパティ ウィンドウで、 Behaviors プロパティを指定して、省略記号 (…​) ボタンをクリックし、[動作エディタ] ダイアログを起動します。

  3. 動作を有効にするために左側の動作のリストのソートの隣のチェックボックスをチェックします。

  4. プロパティで SortingMode を Single のままにしておきます。

WebDataGrid Using Behaviors 01.png
  1. [OK] をクリックしてこのダイアログ ウィンドウを閉じます。以下のマークアップが生成されます。

HTML の場合:

<Behaviors>
    <ig:Sorting>
    </ig:Sorting>
</Behaviors>

コード ビハインドからソート動作を追加するには、以下のコードを追加します。

Visual Basic の場合:

WebDataGrid1.Behaviors.CreateBehavior(Of Infragistics.Web.UI.GridControls.Sorting)()

C# の場合:

WebDataGrid1.Behaviors.CreateBehavior<Infragistics.Web.UI.GridControls.Sorting>();
  1. アプリケーションを実行します。WebDataGrid で一度にソート可能なのは 1 列のみです。

WebDataGrid Sort Columns in Code 01.png

サーバー側またはクライアント側コードを使用して、WebDataGrid™ をソートできます。サーバー側には SortedColumns プロパティがあります。クライアント側では、sortColumn メソッドを使用します。

SortingMode プロパティはコードでソートに適用しません。このプロパティは、UI でソートするためのプロパティです。これによって単一の列のみをソートするようにユーザーを制限することができますが、依然として柔軟なデータ プレゼンテーションのためにコードで複数列をソートすることができます。

以下のコードは、WebDataGrid で列をソートする方法を示します。これはソートが有効になっていることを前提とします。

Visual Basic の場合:

Me.WebDataGrid1.Behaviors.Sorting.SortedColumns.Add(Me.WebDataGrid1.Columns("ContactName"), Infragistics.Web.UI.SortDirection.Ascending)

C# の場合:

this.WebDataGrid1.Behaviors.Sorting.SortedColumns.Add(this.WebDataGrid1.Columns["ContactName"], Infragistics.Web.UI.SortDirection.Ascending);

JavaScript の場合

var grid = $find("WebDataGrid1");
// sortColumn メソッドを呼び出し列とソートの方向を渡すことによって列をソートします。
// ソートの方向は、なし、昇順、降順に対して 0、1 または 2 です。
grid.get_behaviors().get_sorting().sortColumn(grid.get_columns().get_columnFromKey("ContactName"), 1, false);

並べ替えとページング動作が有効な場合

両方の動作が有効な場合、最初のページ以外に移動して列を並べ替えると、WebDataGrid は並べ替えを適用して、自動的に最初のページへ移動します。