バージョン

2013 Volume 1 の新機能

トピックの概要

目的

このトピックでは、Ultimate UI for ASP.NET 2013 Volume 1 の新しい機能の概要について紹介します。

新機能

新機能の概要表

以下の表に、Ultimate UI for ASP.NET 2013 Volume 1 新機能の概要を示します。詳細情報については、以下の概要テーブルの下をご覧ください。

コントロール 機能 説明

全般的改善

HTML-5 が有効なブラウザーでは、 WebUpload コントロールは XMLHttpRequest Level 2 を使用してアップロードのステータスを取得します。

WebUpload では、メモリ ストリーム オブジェクトとしてファイルを処理できます。

WebUpload は、ブラウザーのファイルを開くダイアログまたはドラッグ アンド ドロップで複数のファイルを一度に選択できます。この機能は HRML 5 が有効なブラウザーで使用できます。

行アイランドは、行アイランドの現在子行がない場所でもコードによる子行の追加をサポートします。

WebUpload

ファイルをメモリ ストリームとして保存

13.1 以前の WebUpload コンポーネントでは、ファイル ストリームオブジェクトとしてのみファイルのアップロードが可能でした。メモリ ストリーム オブジェクトとしてファイルのアップロードを処理できます。ファイルを直接メモリで操作できます (データベースへの保存や圧縮などが可能です)。

新しい機能を処理するために、新しいアプリケーション オプション FileSaveTypeWebUpload に追加されました。このオプションは、ファイルストリームまたはメモリストリームのどちらかを値として受け取ります。それぞれは各アップロードの方法に対応しています。デフォルトで FileSaveType オプションは filestream に設定されます。このオプションは、 WebUpload コントロールの機能を有効にします。

アップロードする複数ファイルを一度に選択

13.1 以前、ユーザーはブラウザーのファイルを開くダイアログで 1 ファイルづつ選択する必要がありました。13.1 では、ユーザーはブラウザーのファイルを開くダイアログまたはドラッグ アンド ドロップで複数のファイルを一度に選択できます。 ユーザーは以下を実行して複数ファイルを WebUpload に追加できます。

  • ファイルを 開く ダイアログから複数ファイルを選択。

  • ファイルを Windows® Explorer から WebUpload コントロールへドラッグ アンド ドロップ

以下のスクリーンショットは、2 通りのファイルを選択する方法を示します。開く ダイアログから開く、あるいは Windows エクスプローラーから WebUpload コントロールパネルへドロップして複数のファイルを開きます。

ファイルを 開く ダイアログで複数のファイルの選択する

Whats New ASP.NET 2013 Volume 1 1.png

選択したファイル Windows エクスプローラーから WebUpload へをドロップします

Whats New ASP.NET 2013 Volume 1 2.png

複数ファイル選択は、input 要素の HTML 5 multiple attribute を利用します。この機能は、属性をサポートするブラウザーでのみ使用できます。

関連トピック

WebHierarchicalDataGrid

空行アイランドのサポート

13.1 以前、 WebHierarchicalDataGrid は行の追加を使用して空行アイランドに子行を追加する機能のみでした。13.1 では、行アイランドで現在子行がない場所でもコードによる子行の追加をサポートする機能を追加しました。 WebHiearchicalDataGrid ではこの動作がサポートされます。

この機能を有効にするには、EnableChildlessRowsPopulation プロパティを true に設定して EditingCore 動作をオフにします。

関連コンテンツ

トピック

このトピックにの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。

トピック 目的

このトピックは、アップロード ファイルをファイルまたはメモリストリームとして処理し、保存する方法を説明します。詳細な手順は、各プロセスでメモリストリームとしてファイルの一部を保存トピックをご参照ください。

このトピックは、コード例を示して、 WebUpload コントロールを構成する方法を説明します。