バージョン

AutoPostBack プロパティ (TBarButton)

個々のボタンがクリックされたときポストバックするかどうかを決定します。
シンタックス
'宣言
 
Public Property AutoPostBack As Boolean
public bool AutoPostBack {get; set;}
解説

UltraWebToolbarに付加されたサーバー側ボタンクリックハンドラーが存在する場合は通常、 ポストバックが続いて発生します。このプロパティでは、 個々のボタンはエンドユーザーによるクリックに応答してコントロールがポストバックするかどうかを制御できます。AutoPostBack は、デザインタイムに個々のボタンがポストバックするかどうかを宣言して決定し、 ポストバックの決定がランタイムでしか取得できないデータに依存するときのみ イベントハンドラーを使用する場合に使用することをお勧めします。

アプリケーションがサーバー側ボタンクリックイベントハンドラーによるボタンクリックの検出に依存している場合、 開発者はこのプロパティをデフォルト値であるtrueに設定したままにする必要があります。代わりに、サーバー側イベント ハンドラーの関心対象でないボタンは、AutoPostBack を false に設定して不必要なポストバックを取り除くことによって、クライアント側の操作性を高めることができます。

AutoPostBack のクライアント側動作は、単独で needPostBack プロパティをイベントオブジェクトに割り当ててポストバックを強制できるクライアント側イベントハンドラーに従っています。これにより、すでに needPostBack をこの目的に使用している レガシアプリケーションとの下位互換性がサポートされます。

AutoPostBack は、TBButtonGroup にグループ化される TBarButton に適用されません。したがって、このプロパティの設定はグループボタンによって無視されます。

クライアント側で AutoPostBack を変更すると、変更はポストバックが発生するまで適用されます。このプロパティへのクライアント側変更の持続は公式に未定義なので、 開発者は変更がポストバックを越えて持続するかどうかについては何も前提できません。

参照