バージョン

OnPropertyChange メソッド (ScheduleDataBinding)

SetValue を使用してプロパティ値が変更されたときに WebObjectBase インフラストラクチャーによって呼び出されます。
シンタックス
'宣言
 
Protected Overrides Sub OnPropertyChange( _
   ByVal propertyID As String, _
   ByVal propertyValue As Object _
) 
protected override void OnPropertyChange( 
   string propertyID,
   object propertyValue
)

パラメータ

propertyID
基本クラスによって永続化と通知が管理されているプロパティに関連付けられた文字列識別子。
propertyValue
プロパティに関連付けられた新しい値。
解説

ScheduleDataBinding クラスはこのメソッドを使用して、その BindingMember プロパティが変更されたときに通知を受け取ります。これにより、自身を格納するWebScheduleDataProviderBase に変更を知らせることができます。これは、データプロバイダーのエラー処理時にエラーハンドラーが ScheduleDataBinding を変更するようなケースで必要になります。WebScheduleDataProviderBase はそのデータバインディング記述をコレクションにキャッシュします。 このコレクションは、エラーハンドラーが中断されていたデータ バインディング操作を再開する前にリフレッシュされます。

このメソッドは WebObjectBase インフラストラクチャによって自動的に呼び出されるため、継承クラスでは通常このメソッドを直接呼び出す必要はありません。ただし継承クラスでは、この通知を利用するために、ScheduleDataBinding 拡張に追加したプロパティで SetValue 基本クラスメソッドを使用して、バインディングメンバー設定を管理する必要があります。そうしなければ、上記のようなエラー処理が起こったときに拡張バインディング メンバーが期待どおりに復旧されません。また、継承クラスで何らかの理由でこのメソッドをオーバーライドする場合は、最初にこのメソッドの基本クラス実装を呼び出す必要があります。

参照