DataProviderErrorEventArgs コンストラクタ

データ プロバイダー内での例外のスローに応じて、DataProviderErrorEventArgs インスタンスを作成します。

シンタックス

Visual Basic

'宣言
 
Public Function New( _
   ByVal e As Exception, _
   ByVal dc As DataContext, _
   ByVal ec As ErrorCondition _
)

C#

public DataProviderErrorEventArgs( 
   Exception e,
   DataContext dc,
   ErrorCondition ec
)

パラメータ

e

データ プロバイダー操作の実行中に .NET Framework から捕捉された Exception インスタンス。

dc

エラー発生時に実行されていた操作の DataContext。

ec

発生したデータ プロバイダー エラーの種類を示す列挙値。

解説

Exception はデータプロバイダー実装によって自動的に捕捉されるため、通常は開発者が DataProviderErrorEventArgs のインスタンスを独自に作成する必要はありません。ただし、組み込みのデータプロバイダーを拡張して機能を追加したり他の DBMS をサポートしたりする場合は、独自の Exception を捕捉し、DataProviderError イベントの発生を通じてその例外を伝播させることができます。この場合、カスタム データ プロバイダーの実装では Exception を DataProviderErrorEventArgs にラップしてイベントを発生させます。

Exception または DataContext の指定はオプションです。ただし、ErrorCondition 値が ConcurrencyConflict または DataError の場合は、エラーの発生原因である操作の詳細情報をイベントサブスクライバーに提供するために、カスタム データ プロバイダーからの DataContext を極力指定するようにしてください。