Quick Text エレメントは、エレメントのカスタマイズが全く必要ない点で、 クイック コンテンツ エレメントの中で最もシンプルなエレメントです。Quick Text エレメントは、テキストをレポートに素早く追加するために文字列を AddQuickText メソッドに渡すだけでいいように設計されています。もちろん、エレメントへの参照を取得して、 Alignment 、 Brush 、および Font などのいくつかの標準的なプロパティを修正することも可能です。しかし、十分な機能を備えた Text エレメントが必要な場合、詳細は 「テキスト」を参照してください。Quick Text エレメントの基本的な使用事例は、配置や外観を無視してデフォルトのテキスト(Arial、12pt)を追加する場合です。
以下のコードを使用して、デフォルト スタイルで Quick Text エレメントを最初に追加し、次に新しい Quick Text への参照を取得して、色とフォントを変更することによってスタイルを修正します。このトピックは、Report エレメントを定義済みでこのエレメントに少なくともひとつの Section エレメントを追加してあることを前提とします。詳細は、 「レポート」および 「セクション」を参照してください。
Visual Basic の場合:
section1.AddQuickText("This is the default Quick Text style.") Dim quickText As Infragistics.Documents.Reports.Reports.Report.QuickText.IQuickText = _ quickSection.AddQuickText("This is a modified Quick Text style.") quickText.Brush = Infragistics.Documents.Reports.Reports.Graphics.Brushes.SteelBlue quickText.Font = New Infragistics.Documents.Reports.Reports.Graphics.Font("Verdana", 18)
C# の場合:
section1.AddQuickText("This is the default Quick Text style."); Infragistics.Documents.Reports.Reports.Report.QuickText.IQuickText quickText = section1.AddQuickText("This is a modified Quick Text style."); quickText.Brush = Infragistics.Documents.Reports.Reports.Graphics.Brushes.SteelBlue; quickText.Font = new Infragistics.Documents.Reports.Reports.Graphics.Font("Verdana", 18);