AxisLabelLayoutAppearance. BehaviorCollection はルールの順序を設定したセットを表し、軸レベルのレイアウト アルゴリズムを生成するために使用されます。
各動作の効果は、Enabled プロパティを使用してオンまたはオフを切り替えることができます。動作はコレクションの先頭から順番に適用されます。動作には動作が成功したのか失敗したのかをレポートする機能があり、失敗した場合にはこれらの効果はオプションでロールバックできます。これは各 Behavior オブジェクトの EnableRollback プロパティによって決定されます。デフォルトで、ラベルの衝突が検出された場合に限り、動作が適用されます。動作が常に適用されることを保証するには、UseOnlyToPreventCollisions プロパティを False に設定します。レイアウト動作は、コレクションの外観の順番に適用されます。
以下のレイアウト動作が提供されます。
FontScalingAxisLabelLayoutBehavior — 使用可能な空間に収まるようにラベルのサイズを変更します。フォント スケーリング動作は、 AxisLabelAppearance.Font プロパティのオリジナルの設定よりもフォントを大きくまたは小さくすることができます。スケーリングの範囲は、 MinimumSize および MaximumSize プロパティによって定義できます。
WrapTextAxisLabelLayoutBehavior — スペースが必要で使用可能な場合、ラベルを複数行のテキストに折り返します。
RotateAxisLabelLayoutBehavior — 指定された角度にラベルを回転します。
StaggerAxisLabelLayoutBehavior — 隔行にラベルを配置します。
ClipTextAxisLabelLayoutBehavior — 枠を超えるラベルを切り捨てて、省略記号を追加します。
上記のレイアウト動作に加えて、カスタムのレイアウト動作を作成できます。AxisLabelLayoutBehavior から派生するオブジェクトをコレクションに追加できます。