バージョン

Movable プロパティ (UltraWebToolbar)

アップレベルブラウザのみで、エンドユーザーによるUltraWebToolbar要素の動的な再配置を許可します。
シンタックス
'宣言
 
Public Property Movable As Boolean
public bool Movable {get; set;}
解説

Internet ExplorerとNetscapeブラウザでは、UltraWebToolbar要素の動作に多少違いが見られます。Internet Explorerでは、 エンドユーザーはWebページ面上で滑らかにUltraWebToolbarをドラッグできます。Netscape での移動は異なります。エンドユーザーは MovableImage (ドラッグハンドル) をクリックし、 ドラッグし終わったら UltraWebToolbar を登録する必要があります。

移動は、<FRAME> 要素のサイズ内に限定されます。 ただし、ブラウザでは、UltraWebToolbarはクライアント領域の端から離すことができます。このとき、多くの場合で、スクロールバーが表示され、 クライアント領域は要素の長さに調整できます。

UltraWebToolbar 要素の表示が各ポストバックにわたって元の位置に戻る (snap-back) 場合、 .ASPXドキュメント内の <igtbar:UltraWebToolbar> 要素がSTYLE属性を持っているかどうかを確認してください。再配置して正しく機能させるには、このSTYLE属性は削除できません。

Movable プロパティは、UltraWebToolbar インスタンス上で ItemWidthDefault と Width と連動し、 エンドユーザーが再配置するときの要素の幅を決定します。ItemWidthDefault または Width 、 あるいはその両方が明示的な値に設定されていない場合、UltraWebToolbar は、 エンドユーザーが左右に動かしたときに表示が短すぎたり長すぎたりする場合があります。開発者は、アプリケーションがツールバー項目単位で幅が設定されているのか、 それともUltraWebToolbar要素全体に対する幅が設定されているのかを保証する必要があります。

ダウンレベルのブラウザでは、UltraWebToolbar要素の再配置はサポートされていません。

参照