バージョン

OnConcurrencyConflict メソッド

データストアがWebScheduleデータオブジェクトの古いバージョンで更新されようとしていることをデータプロバイダーがトラップしたときに呼び出されます。
シンタックス
'宣言
 
Protected Overridable Sub OnConcurrencyConflict( _
   ByVal sender As Object, _
   ByVal args As DataProviderErrorEventArgs _
) 
protected virtual void OnConcurrencyConflict( 
   object sender,
   DataProviderErrorEventArgs args
)

パラメータ

sender
すでに古くなったWebScheduleデータオブジェクト。実装は( たとえばフィールドの競合を調停するために) DataKey を使用してデータストアから現在のデータオブジェクトを取得できます。
args
DataProviderError イベントを発生させるためのイベント引数。
解説

継承クラスではこのメソッドをオーバーライドして独自のエラー処理や復旧処理を追加できますが、 DataProviderError イベントを発生させ、その他の必要なクリーンアップを実行するために、基本メソッド実装を呼び出す必要があります。

デフォルトではサポートされていませんが、OnConcurrencyConflict 通知は、継承クラスで独自のカスタムロジックを実装して並行処理の競合を次の 2 つの方法で処理します。(a) Activity に最新の更新をポストするエンド ユーザーに変更が受け入れられなかったことを通知します。(b) Activity の 2 つのバージョンの競合をフィールド単位で判別します。

DataProviderError イベントにサブスクライブして同時競合の通知を受け取り、その通知をエンドユーザーに伝えることができます (たとえば、競合の発生をエンドユーザーに伝えるメッセージ ボックスをポップアップ表示するクライアント スクリプト ブロックを登録するなど)。この通知を受け取るためだけに WebScheduleDbProvider をサブクラス化する必要はありません。

参照