バージョン

OperationContext クラス

データベース Command シーケンスの処理中に役立つ情報を保持します。
シンタックス
'宣言
 
Public NotInheritable Class OperationContext 
public sealed class OperationContext 
解説

このクラスは、データベースに依存しないパラメーターセットスキーマを取得すること、および処理の各段階のデータベース Command に合わせて IDataParameterCollection リストを初期化することに伴う複雑さを管理します。各 OperationContext はデータバインディングに役立つ定義済みの情報を表しており、操作の名前によってキー付けされています。

このクラスを使用するのは、提供されているWebScheduleデータプロバイダーの1つを拡張するときだけです。通常、名前付き操作に対応するカスタムデータプロバイダーで DataContext サブクラスを処理する操作メソッドを実装するときは、その継承クラスで OperationContext を作成する必要があります。それ以降は作成したを使用して、動的 SQL テンプレートを取得したり (その後、取得したテンプレートを BindStatement に渡してプレースホルダを解決できます)、CreateCommand メソッドで作成された新しい Command オブジェクトのストアドプロシージャー名を取得したりできます。また、また、InitializeParameters を呼び出してCommand オブジェクトで使用するデータ パラメーターのセットを取得できます。

OperationContext はマルチコマンド操作用のコマンド (および関連するパラメーター セット) を表すことができます。マルチ コマンド操作の特定のステップに固有の情報にアクセスするときには コマンドシーケンス番号 の概念が適用されます。コマンド シーケンス番号はゼロから始まります。

参照