バージョン

Condition プロパティ (DataProviderErrorEventArgs)

現在のデータ プロバイダー エラーに関連付けられた ErrorCondition 列挙定数。
シンタックス
'宣言
 
Public ReadOnly Property Condition As ErrorCondition
public ErrorCondition Condition {get;}
解説

DataProviderError イベントをリスニングしているアプリケーションでは、 Condition プロパティの値に基づいてエラー条件への対応を決定できます。有効な値の説明については、ErrorCondition 列挙体を参照してください。

各種 ErrorCondition への一般的な対応を次に示します。

  • Message の内容は情報提供のみを目的としています。
  • データプロバイダーの Connection プロパティをチェックして、それが IDbConnection のnull(Visual Basic .NETではNothing)でない有効な実装を参照していることを確認します。さらに、ConnectionString が有効であること (Connection コンポーネントを WebSchedule データ プロバイダーに直接結び付けておらず、代わりにカスタムデータプロバイダーConnect メソッドまたは ConnectionStringDefault を通じて接続している場合はそれをチェックします)、および接続文字列のログオン情報が許可されたユーザーを正しく認証していることを確認します。
  • このユーザーの情報ビューが最後に更新された後に別のユーザーによって変更されデータプロバイダーによって保存された情報を変更しようとしたために、DataContext で指定されたデータプロバイダー操作の要求が完了できませんでした。このユーザーが変更しようとした情報の一部はすでに無効になっています。これが発生したときは、要求された変更を破棄し、ユーザーのビューを最新の情報に更新する必要があります。 そして、別のユーザーがすでにデータベースを更新したために要求した更新が完了できなかったことを説明するメッセージを表示します。
  • データプロバイダーコマンドの実行時(おそらくストアドプロシージャーの名前の設定が間違っているか、データテーブルが動的SQLのselect文で指定されたスキーマに適合していない)、またはWebScheduleオブジェクトモデルへの値のデータバインド時(たとえば、 ResourceDataBinding サブクラスで追加された拡張プロパティのデータ型(Real)とオブジェクトモデルの Resource のサブクラスの実際のプロパティ型(Boolean)の型が一致していない)にエラーが発生したことをユーザーに伝えます。
参照