開発者は、最上位チャートとドリル可能な子チャートのそれぞれの DrillElement のプロパティを設定します。DrillElement セットの作成に成功すると、ツリー構造になります。チャート上に描画される各データ要素は、より詳細な情報を表示するさまざまな子チャートにドリルすることが可能です（立体棒チャートを円チャートにドリルするなど、別のチャートの種類で表示することも可能）。
このためには、開発者は少なくとも DrillElement の ID プロパティ（親チャート上でドリル可能なデータ要素を識別）、データ ソース（ドリル先の子チャートに移植する情報のソースを識別）、（子チャートの）チャートの種類を設定する必要があります。
該当する可能性のある追加のプロパティには、子チャートにドリルダウンが発生するとき呼び出される IdrillDown 実装の設定が含まれます。IdrillDown 実装の設定はオプションですが、このオプションでアプリケーションはチャートのタイトル、軸などの表示をカスタマイズできます。