バージョン

ResolveReference メソッド (IUltraCalcReference)

指定した参照を、この参照を基準として解決します。
シンタックス
'宣言
 
Function ResolveReference( _
   ByVal reference As IUltraCalcReference, _
   ByVal referenceType As ResolveReferenceType _
) As IUltraCalcReference

パラメータ

reference
解決する参照。
referenceType
解決する参照が数式の左辺と右辺のどちらの値であるかを示します。

戻り値の型

解決された参照。
解説
ResolveReference は、スコープがより限定された要素を優先しながら、2つの参照をマージするときに使用します。この参照と入力参照は、最後の要素以外の各要素が、スコープを除いてまったく同じである必要があります。スコープが異なる場合は、2つのスコープの一方が"Any"である必要があります。相対インデックスのスコープを持つ要素は、出力参照ではスコープが"Any"に変換されます。これにより、列挙可能な参照が発生し、計算エンジンは dirty ネットワークを正しく構築できます。

入力参照の最後の要素によって、この参照の最後の要素が置き換えられます。

このメソッドは、スコープのない参照 (列参照など)を入力としてとり、完全にスコープ指定された参照 (行参照など)にマージしてセル参照を出力するエバリュエータによって使用されます。

このメソッドは、参照の作成に使用された参照文字列に対して実行する必要があります。CreateReference によって [Price(-1)] などの相対スコープを持つ参照を作成した場合、基本参照は列参照です。マージ結果にスコープを適切に適用するためには、参照の作成に使用された参照文字列が必要になります。

参照