バージョン

Value プロパティ (ControlValueEventArgsBase)

_CALCMANAGER_から計算可能要素へ、または計算可能要素から_CALCMANAGER_へ送られる値を取得または設定します。
シンタックス
'宣言
 
Public Property Value As Object
public object Value {get; set;}
解説

ParseValue イベントの場合、Value は、CalcSettings を使用して計算可能に拡張された要素から読み取られた値を返します。イベント ハンドラーで Valueを変更すると、_CALCMANAGER_による値の解釈が変わります。たとえば、数値を"$5.00"のように書式設定するためには、事前に"5.0"のような数値に変換する必要があります。

FormatValue イベントの場合、 Valueは、_CALCMANAGER_から計算可能要素の(PropertyName によって指定された)プロパティに割り当てられようとしている値を返します。この例外がスローされた場合は、Value を変更すると、その変更値がコントロールに割り当てられます。そのため、値やデータ型を変更したり、ユーザーにわかりやすいように値の書式を設定したりすることができます。

アプリケーションが同じ計算可能要素の ParseValue イベントまたは FormatValue イベントに対して複数のイベントハンドラーをサブスクライブしている場合、 Value プロパティを変更したときの結果は不定になります。

参照