バージョン

ParseValue イベント

CalcSettings インスタンスが拡張コントロールから値を取得したときに発生します。
シンタックス
'宣言
 
Public Event ParseValue As ParseValueEventHandler
public event ParseValueEventHandler ParseValue
イベント データ

イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、ParseValueEventArgs 型の引数を受け取りました。次の ParseValueEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。

プロパティ解説
Control Infragistics.WebUI.UltraWebCalcManager.ControlValueEventArgsBaseから継承されます。プロパティを読み取る、または書き込む対象の、拡張されたWeb要素を取得します。
Handled 解析が処理されたかどうかを取得または設定します。
Value Infragistics.WebUI.UltraWebCalcManager.ControlValueEventArgsBaseから継承されます。_CALCMANAGER_から計算可能要素へ、または計算可能要素から_CALCMANAGER_へ送られる値を取得または設定します。
解説

ParseValueイベントは、CalcSettings がコントロールから値を取得したときに発生します。取得された値( Value )は、_CALCMANAGER_に渡す前に、書式設定や型変換などの目的で変更できます。

コントロールが数式のソースであると同時にターゲットでもある場合、_CALCMANAGER_はそのコントロールから値を取得しないため、 ParseValue イベントは発生しません。その代わり、_CALCMANAGER_は数式の計算結果が使用されます。つまり、数式のソースとターゲットを兼任する拡張コントロールは、書式設定を逆戻りすることなく、FormatValue イベントを使用して安全に書式設定できます。

参照