インフラジスティックス、アプリケーションに迅速に組み込める
データ可視化ソリューションRevealを提供開始
クラウド（Web）、デスクトップ、モバイルアプリケーションにデータ可視化・ダッシュボード機能を提供し、
開発効率を最大85%向上
デザイン、開発、コラボレーションを推進するツールやソリューションの世界的なリーダーであるインフラジスティックスの日本法人、インフラジスティックス・ジャパン株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：東 賢、以下インフラジスティックス・ジャパン）は、アプリケーションにシンプルかつ迅速にダッシュボードを組み込めるデータ可視化ソリューション「Reveal」の提供を2019年7月31日（水）より開始します。
「Reveal」は、アプリケーションデベロッパーが個々のアプリケーションに組み込める「Reveal Embedded」（組み込み版）と単独のアプリケーションとしてエンドユーザーが利用できる「Reveal App」（アプリ版）の2種類で構成されています。弊社の試算では、アプリケーションに組み込むダッシュボードを自社で開発（内製）した場合、約7カ月の開発期間と、約35万ドル（米国平均給与ベース）、日本円にして約3885万円（1ドル = 111円換算）のコストが必要になります。1 「Reveal」を用いてダッシュボード画面を構築した場合、この開発期間を最大85%短縮し、開発コスト全体を削減します。
インフラジスティックスの開発ツール製品担当シニアバイスプレジデント Jason Beresは、以下のように述べています。
「『Reveal』はデベロッパー、クラウド、モバイル向けのソリューションとして最適化され、既存のアプリケーションに非常に強力な分析機能とダッシュボード機能を提供するとともに、エンドユーザーが、いつでも、どこでもダッシュボードにアクセスできるようにします。」
インフラジスティックス・ジャパン株式会社の代表取締役 東 賢は、以下のように述べています。
「今回、『Reveal』を発表できましたことを大変うれしく思います。私は、アプリケーションにおいて、ユーザーインターフェース（UI）が他者（社）との大きな差別化要因になることを、これまでの活動から実感しています。その中でも、データをわかりやすく可視化し、訴求力を向上させることも、差別化を実現するUIの一種だととらえています。しかし、多くのビジネスインテリジェンス（BI）製品は、一般的な業務データを可視化する用途としてはオーバースペックであり、また専門知識を必要とするものも少なくありません。そのため、利用者層の大半が、BI製品の全機能のうち、20%ほどしか活用できていないのではないでしょうか。弊社は『Reveal』を、BIに求められるありとあらゆるニーズを満たすという考えではなく、BIダッシュボードに求められる必要かつ十分な機能を簡単に、すばやく設定できること、アプリケーションに容易に組み込めることを目指して開発しました。このコンセプトをもとに、市場で展開されているパッケージソフトウェアやWebソリューションに対しての『Reveal』導入数を増加させたいと考えております。」
■弊社ユーザー企業様からのエンドースメント
「スーパーストリーム株式会社は、インフラジスティックス社が提供する組み込みデータ可視化・分析ソリューションを過去数年に渡り利用して参りました。今回新たに発表された『Reveal』について、表現の美しさやドラッグ&ドロップなどのシンプルな操作性に大きな感銘を受けています。今後、『Reveal Embedded』への移行を検討して参ります。」
－ スーパーストリーム株式会社 取締役 企画開発本部長 山田 誠 様
■「Reveal」について
「Reveal App」は、Microsoft SQLサーバー、MySQL、PostgreSQL、Oracleなどの主要なデータベースや、SharePoint、Dynamics CRMなどのWebアプリケーション、さらにはBox、OneDrive、Google Driveに保存されているExcelファイル、ODataフィードやREST APIなどのさまざまなデータソースへの接続プロバイダーを提供します。さらに、接続したデータソースに保持されている情報をすばやく折れ線グラフや縦棒グラフ、円グラフ、画像データやグラッフィクデータの表示などが可能な、約40種類のデータ可視化パターンを提供します。セキュリティ面では、データソースの種類ごとに認証を行えるため、利用者が権限を持っていないデータソースには接続できません。また、ダッシュボードの閲覧・作成・編集それぞれの権限付与を行い、ダッシュボードにアクセスしないようにも設定できます。
「Reveal App」で作成したダッシュボードは「Reveal Embedded」で提供されるソフトウェア開発キット（SDK）を用いてアプリケーションの一部として組み込めます。SDKはデスクトップ、Web、iOS、Androidに対応しており、デベロッパーはこのSDKが提供するシンプルなAPIを活用し、アプリケーションへの組み込みを行えます。また、「Reveal Embedded」独自の機能として、ユーザーがダッシュボードで何らかのインタラクションを行った際にイベントをフックして独自の処理を追加することや、アプリケーションのメモリ上にすでに存在するテーブルデータを可視化するインメモリデータベース機能を利用して、データ接続プロバイダーがサポートしていないデータソースに対応することもできます。
Revealの主な特長
- シンプルかつ迅速なデータ可視化
「Reveal」は非常にシンプルな操作でデータを可視化できるようにデザインされています。多くのBIダッシュボード、分析製品は高性能な機能を提供している反面、専門性や知識を有していることが前提となり、また、提供されている全ての機能を活用する局面は非常に少なくなりがちです。「Reveal」がめざすもの、それは「シンプルかつ、迅速に」がデータを可視化できること、この1点に尽きます。 - あらゆるデバイスに対応
「Reveal App」は、データ可視化、ダッシュボード機能をiOS、Android、Windows、Webなどあらゆるプラットフォームで提供するため、一度作成したダッシュボードをPC、タブレット、スマートフォン、どんなデバイスでも閲覧できます。また、「Reveal App」の幅広い対応環境は、そのまま、「Reveal Embedded」が対応する環境のため、アプリケーションデベロッパーはエンドユーザーのニーズにあわせてダッシュボード機能を展開するプラットフォームを決定できます。 - モダンなユーザーエクスペリエンス（UX）をアプリケーションに提供
「Reveal Embedded」でアプリケーションに有益かつ、魅力的なダッシュボード機能を追加し、利用者が必要とするデータの提示や体験を提供できます。アプリケーション体験を向上させることで、顧客満足度の向上、および新たな売り上げに寄与します。 - シンプルな価格体系
「Reveal Embedded」は他のBIソリューションで提供されている組み込み版のようにユーザー数や利用トランザクション数、あるいはダッシュボード数によって価格が変動することなく、一定価格でご利用いただけます。また、単年契約以外にも複数年契約など複数の契約方法で提供します。
■Revealのイメージ画像
図1 - アプリケーションに組み込まれたダッシュボード
図2 - 特定のタイルを最大化し、詳細を確認
図3 - 必要に応じてユーザーが表示を切り替え
■製品価格について
「Reveal」はサブスクリプション形式で提供され、エディション、ならびに製品価格は下記の通りとなります。
|
エディション名 |
契約単位 |
SDKを利用 |
サポート |
契約期間ならびに |
価格（税抜き） |
|
Reveal Embedded |
組み込みを対象とする1アプリケーョン、または1サービス |
5名 |
開発者向けサポート |
1年間・一括払い |
6,000,000円 / 1年 |
|
Reveal App |
1ユーザー |
提供なし |
アプリケーション内 |
1年間・一括払い |
11,880円 / 1年 |
上記は基本価格となり、組み込みアプリケーション数や契約期間によって異なります。
詳しくは弊社営業部までお問い合わせください。
■インフラジスティックスについて
インフラジスティックスは、アプリケーションの設計と開発、データの可視化と分析、コラボレーションを促進させるツールやソリューションを世界的なマーケットリーダーとして提供しています。その中でも、インフラジスティックスが提供する企業向け開発ツール製品「Infragistics Ultimate」は全世界において200万人以上のデベロッパーが利用しています。この開発ツール製品を使用することで、開発の初期段階においてプロトタイプを高速に構築し、効率的にデザイン検討を実施できるだけでなく、Web、Windows、iOS、Androidなど、さまざまなプラットフォームですばやくアプリケーション開発を行うことができます。さらに、上記の開発ツール製品のほか、「Reveal」、「SharePlus」に代表されるビジネスツール製品では、ビジネスユーザー向けにデータの可視化や分析、コラボレーション機能を提供しています。
インフラジスティックスは常にお客様のことを第一に考え、また、多くのお客様に支えられ発展し続けております。インフラジスティックス・ジャパンの会社情報、製品情報については弊社ホームページ（https://jp.infragistics.com）をご覧いただくか、下記問い合わせ先までご連絡ください。
■問い合わせ先
製品、ライセンスに関するお問い合わせ先：
インフラジスティックス・ジャパン株式会社
営業部
E-mail JapanSalesGroup@infragistics.com
TEL: 050 (1745) 6258 (代表)
プレスリリースに関するお問い合わせ先：
インフラジスティックス・ジャパン株式会社
マーケティング
E-mail JapanPR@infragistics.com
TEL: 050 (1745) 6258 (代表)
1 コスト試算の詳細についてはこちらをご覧ください。Embedded analytics can be powerful for apps – but should you buy or build them? https://static.infragistics.com/marketing/reveal/Why-Embedded.pdf
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