Ultimate UI for ASP.NET Web Formsにおける
日本語入力の不具合について
2024/6/14 更新
各ブラウザの以下バージョンにて問題となっている事象が解消されていることを確認致しました。
- Google Chrome: Version 126
- Microsoft Edge: Version 126
Ultimate UI for ASP.NET Web Forms に含まれております WebTextEditor コントロールをお使いの際に、WebTextEditor コントロールへの日本語入力が正しく行なわれない現象が、Google Chrome および Microsoft Edge ブラウザの2024年5月31日時点の最新バージョンである v.125 系統で発生しております。具体的には以下のような事象が発生しています。
- 未確定文字列が表示されない
- 変換確定したときに前回確定部分を上書きしてしまう
弊社にて調査の結果、Google Chrome および Microsoft Edge の開発基盤となっている Chromium ブラウザの、v.125 における挙動変更が原因であることがわかりました。Chromium ブラウザに対する不具合報告は以下のリンク先からご確認いただけます。
https://issues.chromium.org/issues/341846848
WebTextEditor に必要な機能が、上記 Chromium ブラウザの最近の変更により正しく動作しなくなり、その結果、日本語入力が正しく行なわれない問題事象となっております。
弊社の対応策・方針
そのため、現在のところ弊社としましては、上記 Chromium ブラウザに対する不具合報告の動向に注視しているところです。
現時点での代替策としましては、Chromium ブラウザを使用していない、Mozilla Firefox などの他の Web ブラウザ製品をご利用いただく方法がございます。ご検討いただけますと幸いです。
弊社製品をご利用されているお客様ならびにそのユーザー様にはご不便をおかけしまして誠に申し訳ございません。引き続き本不具合の動向に注視し、進展があり次第改めて共有させていただきますので、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。