※スーパーストリーム株式会社様は、2023年10月1日付でキヤノンITソリューションズ株式会社様と合併し、社名変更されています。本事例は取材時の社名及び肩書きを記載させていただいております。
開発工期を25%削減し、迅速な市場への投入を実現
1986 年に設立され、東京を本拠地とするスーパーストリーム株式会社(現キヤノンITソリューションズ株式会社、以下スーパーストリーム)は、8,000 社以上の中規模、大規模からなる顧客に対して会計・人事ソリューションを提供しています。今回、インフラジスティックスが提供する UI コントロールとレポート ソリューションを導入し、使い勝手の向上とレポート機能を更に充実させました。
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スーパーストリーム株式会社が提供する「SuperStream(会計・人事給与システム)」は1995 年 6 月の販売開始以来、既に 20 年以上経過している製品であり、最新バージョンである経営基盤ソリューション「SuperStream-NX」のユーザーインタフェースを、7 年振りに刷新する必要があった。
開発を 24 ヶ月間以内に完了するという目標を設定。
今回の刷新は、Silverlight から WPF という大きな変更を伴う。と、共に既存ユーザーからのフィードバックや機能要望に応える必要があった。限られた期間での開発を成功させるため、コンポーネントの利用を検討。
ソリューション
SuperStream で使用する UI / UX コンポーネントの多くをインフラジスティックスのライブラリに置き換えることを決断。
インフラジスティックス サポート チームからの迅速な回答やサンプル コードを活用し、複数行レイアウトなどの必要な機能を実現するとともに、データ グリッド、カレンダー、ピボット グリッド、リッチ テキスト エディター、ドラッグ ドロップ フレームワーク、Excel エンジンなど様々なコンポーネントを導入。
また、ReportPlus Embedded を活用し、当初の予定にはなかった分析機能を追加。データ可視化機能を標準機能として提供。
効果
当初、開発期間を 24 ヶ月と想定したが、インフラジスティックス コンポーネントの利用により、6 ヶ月の短縮に成功。2017 年 6 月 1 日に「SuperStream-NX Ver.2.0」の提供を開始。
「今回の刷新では、これまでユーザやパートナーからご要望いただいた数多くの機能を新たに実現しています。インフラジスティックスが提供するUIコントロールライブラリを活用することで、当初計画のスケジュールを大幅に短縮し、1年半という期間で製品をリリースすることができました。加えて、当初の計画にはなかった分析機能をSuperStream-NX Ver.2.0 に組み込むことができたのです」- スーパーストリーム株式会社 取締役 CTO 山田 誠 氏
ReportPlus Embedded を組み込んだ新しいダッシュボードをはじめとして、追加されたレポート機能は顧客満足度の向上と新たな価値の提供を実現。