Blazor Grid Export to Excel サービス

    Blazor Grid の Ignite UI for Blazor Export to Excel サービスは、データを Excel へエクスポートできます。エクスポート機能は、ExcelExporterService クラスでカプセル化され、MS Excel テーブル形式でデータをエクスポートします。この形式ではフィルタリングやソートなどの機能が使用でき、ExcelExporterServiceExport メソッドを呼び出して最初の引数として IgbGrid コンポーネントを渡し、グリッドを簡単にエクスポートします。

    Blazor Excel Exporter の例

    グループ化されたデータのエクスポート

    グループ化されたデータをエクスポートするには、IgbGrid を 1 つ以上の列でグループ化する必要があります。ブラウザーは、選択した列でグループ化された MSExcel 形式の IgbGrid コンポーネントからのデータを含む「ExportedDataFile.xlsx」という名前のファイルをダウンロードします。トピックのはじめに例があります。

    複数列ヘッダー グリッドのエクスポート

    定義された複数列ヘッダーを使用して IgbGrid をエクスポートできるようになりました。すべてのヘッダーは、IgbGrid に表示されるときに、エクスポートされた Excel ファイルに反映されます。エクスポートされたデータから定義された複数列ヘッダーを除外する場合は、ExporterOption IgnoreMultiColumnHeaderstrue に設定できます。

    [!Note] Excel テーブルは複数の列ヘッダーをサポートしていないため、エクスポートされた IgbGrid はテーブルとしてフォーマットされません。

    固定された列ヘッダーを使用してグリッドをエクスポートする

    デフォルトでは、Excel エクスポーター サービスは、スクロール可能な (固定されていない) 列ヘッダーを使用してグリッドをエクスポートします。エクスポートされた Excel ファイルの上にあるすべてのヘッダーを固定して、ユーザーがレコードをスクロールしても常に表示されたままにするシナリオがあります。これを実現するには、ExporterOption FreezeHeaderstrue に設定します。

     <IgbGrid>
        <IgbGridToolbar>
          <IgbGridToolbarActions>
            <IgbGridToolbarExporter
              ExportExcel="true" ExportStartedScript="WebGridExportEventFreezeHeaders">
            </IgbGridToolbarExporter>
          </IgbGridToolbarActions>
        </IgbGridToolbar>
     </IgbGrid>
    
    igRegisterScript("WebGridExportEventFreezeHeaders", (ev) => {
        ev.detail.options.freezeHeaders = false;
    }, false);
    

    既知の問題と制限

    制限 説明
    ワークシートの最大サイズ Excel でサポートされているワークシートの最大サイズは、1,048,576 行 x 16,384 列です。
    セルのスタイル設定 Excel エクスポーター サービスは、セル コンポーネントに適用されたカスタム スタイルのエクスポートをサポートしていません。このようなシナリオでは、Excel ライブラリを使用することをお勧めします。

    API リファレンス

    • ExcelExporterService
    • ExcelExporterOptions
    • IgbGrid

    その他のリソース

    コミュニティに参加して新しいアイデアをご提案ください。