Angular Pivot Grid のリモートデータ操作
Ignite UI for Angular Pivot Grid は、リモート仮想化、リモート ソート、リモート フィルタリングなどのリモート データ操作をサポートします。これにより、開発者はこれらのタスクをサーバー上で実行し、生成されたデータを取得して Pivot Grid に表示できます。
デフォルトで、Pivot Grid は独自のロジックを使用してデータ操作を実行します。 これらのタスクをリモートで実行し、Pivot Grid で公開される特定の入力とイベントを使用して Pivot Grid に結果のデータを供給できます。
一意の列値ストラテジ
Excel スタイル フィルタリング ダイアログ内のリスト項目は、それぞれの列の一意の値を表します。Pivot Grid は、デフォルトでデータソースに基づいてこれらの値を生成します。リモート フィルタリングの場合、グリッドのデータにはサーバーからのすべてのデータが含まれていません。これらの一意の値を手動で提供し、オンデマンドで読み込むために、Pivot Grid の uniqueColumnValuesStrategy
入力を利用できます。この入力は、実際には 3 つの引数を提供するメソッドです。
- column - フィルタリング式ツリー。各列に基づいて削減されます。
- filteringExpressionsTree - フィルタリング式ツリー。各列に基づいて削減されます。
- done - サーバーから取得されたときに、新しく生成された列値で呼び出されるコールバック。
開発者は、列と filteringExpressionsTree 引数によって提供される情報に基づいて、必要な一意の列値を手動で生成し、done コールバックを呼び出すことができます。
Note
uniqueColumnValuesStrategy
入力が提供される場合、Excel スタイル フィルタリングでプロセスを生成するデフォルトの一意の値は使用されません。
Excel スタイル フィルタリングのカスタム ロード テンプレートを提供するには、igxExcelStyleLoading
ディレクティブを使用できます。
<igx-pivot-grid [data]="data" [filterMode]="'excelStyleFilter'" [uniqueColumnValuesStrategy]="columnValuesStrategy">
...
<ng-template igxExcelStyleLoading>
Loading ...
</ng-template>
</igx-pivot-grid>
リモート ページング
これで、独自のカスタム ページング テンプレートを設定するか、igx-paginator
が提供するデフォルトのテンプレートを使用するかを選択できます。まず、デフォルトのページング テンプレートを使用してリモート ページングを設定するために必要なものを見てみましょう。
デフォルト テンプレートのリモート ページング
デフォルトのページング テンプレートを使用する場合、totalRecords
プロパティを設定する必要があります。それにより、グリッドはリモートの合計レコード数に基づいて合計ページ番号を計算できます。リモート ページネーションを実行する場合、グリッドに現在のページのデータのみを渡すため、グリッドは提供されたデータソースのページネーションを試行しません。そのため、pagingMode
プロパティを GridPagingMode.remote に設定する必要があります。リモート サービスからデータをフェッチするために pagingDone
または perPageChange
イベントにサブスクライブする必要があります。イベントが使用されるユース ケースによって異なります。
public totalCount = 0;
public data: Observable<any[]>;
public mode = GridPagingMode.remote;
public isLoading = true;
@ViewChild('grid1', { static: true }) public grid1: IgxGridComponent;
private _dataLengthSubscriber;
public set perPage(val: number) {
this._perPage = val;
this.paginate(0);
}
public ngOnInit() {
this.data = this.remoteService.remoteData.asObservable();
this._dataLengthSubscriber = this.remoteService.getDataLength().subscribe((data: any) => {
this.totalCount = data;
this.grid1.isLoading = false;
});
}
public ngAfterViewInit() {
const skip = this.page * this.perPage;
this.remoteService.getData(skip, this.perPage);
}
public paginate(page: number) {
this.page = page;
const skip = this.page * this.perPage;
const top = this.perPage;
this.remoteService.getData(skip, top);
}
カスタム igx-paginator-content のリモート ページング
カスタム ページネーター コンテンツを定義するときは、要求されたページのデータのみを取得するようにコンテンツを定義し、選択したページと perPage
項目に応じて正しい skip および top パラメーターをリモート サービスに渡す必要があります。導入された IgxPageSizeSelectorComponent
と IgxPageNavigationComponent
とともに、設定例を簡単にするために <igx-paginator>
を使用します。igx-page-size
はページごとのドロップダウンとラベルを追加し、igx-page-nav
はナビゲーション アクション ボタンとラベルを追加します。
Note
リモート ページングを適切に構成するには、GridPagingMode.Remote
を設定する必要があります。
最後の手順は、要件に基づいてページネーターのコンテンツを宣言することです。
<igx-paginator-content>
<igx-page-size></igx-page-size>
[This is my custom content]
<igx-page-nav></igx-page-nav>
</igx-paginator-content>
上記すべての設定を完了すると以下のような結果になります。
既知の問題と制限
- グリッドに
primaryKey
が設定されておらず、リモート データ シナリオが有効になっている場合 (ページング、ソート、フィルタリング、スクロール時に、グリッドに表示されるデータを取得するためのリモート サーバーへのリクエストがトリガーされる場合)、データ要求が完了すると、行は次の状態を失います:- 行の選択
- 行の展開/縮小
- 行の編集
- 行のピン固定
- リモート データ シナリオでは、グリッドに
primaryKey
が設定されている場合、rowSelectionChanging.oldSelection
イベント引数には、現在データ ビューに含まれていない行の完全な行データ オブジェクトが含まれません。この場合、rowSelectionChanging.oldSelection
オブジェクトには、primaryKey
フィールドである 1 つのプロパティのみが含まれます。現在データ ビューにある残りの行については、rowSelectionChanging.oldSelection
に行データ全体が含まれます。