インフラジスティックス・ジャパン株式会社Blog

インフラジスティックス・ジャパン株式会社のチームメンバーが技術トレンド、製品Tips、サポート情報からライセンス、日々の業務から感じることなど、さまざまなトピックについてお伝えするBlogです。

Ignite UI for Angular 19.1 リリースノート

Ignite UI for Angularリリースノート

インフラジスティックス・ジャパン株式会社、ローカライゼーションのルミです。Ignite UI for Angular 19.1 リリースいたしました。本リリースでは、様々な新機能と変更が含まれておりますので是非ご期待ください。詳細は以下をご覧ください。

  • TypedocSass の API サイトで表示するバージョンを選択いただけますが、製品リリースから同バージョンの API ご提供までには通常数日いただいております。また前バージョンリリース以降に API の追加/変更がない場合、最新バージョンはドロップダウンに追加されない場合があることにご注意ください。
続きを読む

Ignite UI for Angular 18.2 リリースノート

Ignite UI for Angularリリースノート

インフラジスティックス・ジャパン株式会社、ローカライゼーションのルミです。Ignite UI for Angular 18.2 リリースいたしました。本リリースでは、様々な新機能と重大な変更が含まれておりますので是非ご期待ください。詳細は以下をご覧ください。

  • TypedocSass の API サイトで表示するバージョンを選択いただけますが、製品リリースから同バージョンの API ご提供までには通常数日いただいております。また前バージョンリリース以降に API の追加/変更がない場合、最新バージョンはドロップダウンに追加されない場合があることにご注意ください。
続きを読む

App Builderの新機能!マルチアクション対応で開発の柔軟性が大きく向上!

こんにちは!ソリューションコンサルタントの田上です。

Webアプリ開発において、ボタンのクリックやデータの選択といったインタラクションに対して、複数のアクションを実行したい場面は多々あります。これまでは、1つのイベントにつき1つのアクションしか設定できず、複雑なワークフローを実現するには、App Builder でコード自動生成された後に、追加のコーディングが必要でした。

最新のアップデートにより、App Builderは「マルチアクション」がサポートされました。この新機能により、1回の操作で複数のアクションをトリガーできるようになり、開発の柔軟性が格段に向上しました。

続きを読む

UI開発ツール(Figma, Cursor, App Builder)の生成AI特徴をまとめてみた | 開発ローカル情報、毎月キャッチアップ(2025年3月号)

UI,開発,生成AI

開発ローカル情報とは、インフラジスティックスが日々お客様と対話する中でよく耳にする、開発現場の小さな領域に限定したトピックを掘り下げて共有する特集です。

3月は、その目覚ましい変化は語るまでもないであろう生成AIの機能、特にUIの開発において代表的なツールであるFigma・Cursor・App Builder(弊社ツール) を比較して特徴をまとめました。

一方、普段商談をさせて頂く中では、「AI活用」だけでなく「AI開発」を構想・着手している企業様も多くいらっしゃいました。お話を聞く中では、社内に蓄積されている業務データをテキストプロンプトで検索・分析できる社内用の生成AIチャットボットが具体的な開発対象として主流のようでした。

続きを読む

ついに登場!App Builderの新機能「ページング」で大規模データも快適に表示!

こんにちは!ソリューションコンサルタントの田上です。

Webアプリ開発において、大量のデータを扱う際に不可欠なのが「ページング機能」です。データの量が増えるほど、全件表示ではパフォーマンスが低下し、ユーザー体験も悪化してしまいます。

そんな中、App Builder に「ページング機能」がついにリリースされました!

これにより、繰り返しData(API連携)を行うコンポーネントに対して、リモートページング対応のAPIがあれば、簡単にページングを設定できるようになりました。本記事では、App Builderの新機能「ページング」を活用し、大規模データを快適に表示する方法をご紹介します。

続きを読む

【2025年】Next.js × UIライブラリ × ローコード App Builderで高速Web開発!

こんにちは!ソリューションコンサルタントの田上です。

Web開発を効率化するために、Next.js、UIライブラリ、そしてローコード開発ツール App Builder を組み合わせることで、開発スピードを飛躍的に向上させることができます。

近年、Webアプリケーションの開発においては、いかに効率的にシステムを構築できるかが競争力を決定づける要因となっています。特に、ReactベースのフレームワークであるNext.jsは、パフォーマンスやSEOの最適化に優れており、デザインとUIコンポーネントの一貫性を維持しながら、素早く高品質なアプリケーションを開発することができます。さらに、ローコード開発ツールであるApp Builderを組み合わせることで、デザインからコード生成までを自動化し、開発スピードを劇的に短縮することが可能です。

続きを読む

UI開発の効率・品質を高めるデザイン制約について解説

UIの効率、品質を高めるデザイン制約

UI開発において制約は単なる障壁ではなく、効率と品質を向上させる重要な要素です。制約を想像的に活用して一定の枠組みを設けることで、無限の選択肢の中で迷うのではなく、優れたユーザーインターフェース(UI)を効率的に開発することができます。

この記事では、デザイン制約の効果や実践方法、具体的なワークフローを解説します。

  • UI開発が直面する課題
    • 使いづらいUIは生産性を低下させる
    • デザイナー不在の開発チームが直面する問題
    • 効率と品質を両立させるアプローチが必要
  • 「デザイン制約」が効率的なUI開発の鍵
    • 「制約」の概念と効果
    • 無限の選択肢が生み出すエラー
    • UI開発にデザイン制約を取り入れよう
    • デザイン制約のメリット
  • UIライブラリでデザイン制約を実現しよう
    • UIライブラリの導入メリット
    • ライブラリ選定の基準と導入ステップ
  • デザインシステムで制約を体系化しよう
    • デザインシステムの基本要素と構成方法
    • デザインシステムはデザイナー不在でもできる?
  • デザイン制約を活用したUI開発ワークフロー
  • デザイン制約が変えるUI開発
続きを読む

Ignite UI for Angular 19 リリースノート

Ignite UI for Angularリリースノート

インフラジスティックス・ジャパン株式会社、ローカライゼーションのルミです。Ignite UI for Angular 19 リリースいたしました。本リリースでは、様々な新機能と変更が含まれておりますので是非ご期待ください。詳細は以下をご覧ください。

  • TypedocSass の API サイトで表示するバージョンを選択いただけますが、製品リリースから同バージョンの API ご提供までには通常数日いただいております。また前バージョンリリース以降に API の追加/変更がない場合、最新バージョンはドロップダウンに追加されない場合があることにご注意ください。
続きを読む

【2025年版】Webアプリのローコードとノーコードの違いを徹底比較!

こんにちは!ソリューションコンサルタントの田上です。

近年、Webアプリケーション開発は、開発者だけでなく非開発者にも開かれた分野となり、より多くの人々がアプリケーションの設計や開発に携わるようになっています。特に、ノーコードやローコードのツールが普及し、これらのツールを使えば、技術的な知識が少ない方でもWebアプリのデザインを素早く作成し、さらには自動的にコードを生成することができるようになっています。

この記事では、ノーコードとローコードのツールを活用し、どのようにWebアプリケーションのデザインを自動生成できるか、また、それぞれのツールの特徴やメリット・デメリットを比較していきます。

続きを読む

ナレッジベースのコンテンツご紹介 - Ignite UI for WPF グリッドのスタイル・行レコード編

こんにちは!ディベロッパーサポートチームの Mori です。

今回も弊社で育てているナレッジベースのコンテンツをご紹介したいと思います。

この度のテーマは Ignite UI for WPF です!

弊社の Ignite UI for WPF でお問合せの多いコントロールの一つにグリッド(xamDataGrid)があります。グリッドでも行(レコード)に関してスタイルを変更したいというご要望が多いです。

今回は以下の 3つのコンテンツをご紹介したいと思います。

続きを読む

UI開発とは?デザインとの違いとスムーズな連携方法

UI開発とUIデザイン

UI開発とは、「デザインを技術的に具体化し、動作するインターフェースを構築するプロセス」です。UIデザインがユーザーとの各接点(入力フォームやボタン、検索結果など)の設計を重視するのに対し、UI開発はそのデザインを実装し、実際に機能する形にする点にあります。

UIデザインとUI開発の技術やツールが進化し、それぞれの専門性が分化する一方で、デザインから開発へのハンドオフ時に生じる認識のずれや手戻りをいかに防ぐかが、開発全体の効率に大きく影響します。

  • UI開発の基礎知識
    • UIとは「接点」の総称
      • 代表的なUIの種類
    • UXとは「体験」の総称
  • UIデザイン vs UI開発
    • UIデザインとは「インターフェースの設計」
      • 理解しておくべき領域
      • 取り扱うツール
      • 業務例
    • UI開発とは「インターフェースの実装」
      • 理解しておくべき領域と担当範囲
      • 取り扱うツール
      • 業務例
    • 両者はそれぞれに深化している
    • UIデザインとUI開発の間で起きるギャップ
      • 起こりうる認識のずれやギャップ
  • UI開発を加速させる効果的なデザイン連携
    • 1.開発チームの早期介入と技術検証
    • 2.実装を前提としたデザインシステムの導入
    • 3. UI開発ツールの導入
    • 4.相互理解を促進するワークショップ
  • UI開発への円滑なハンドオフが重要
    • スムーズなUI開発プロセスをサポートする製品
続きを読む

【2025年最新版】UIライブラリ完全ガイド | 最新ライブラリ20選と選定・導入方法

UIライブラリ 完全ガイド


この記事は、UIライブラリの基本概念から最新のUIライブラリ利用動向、導入のメリット・デメリットや選定のポイント、さらにUIライブラリの基本的な導入ステップを網羅するUIライブラリ完全ガイドです。

UIライブラリにおける情報を完全網羅しているため、非常に長いです。サマリを把握したい方はこの記事をコピーして、ChatGPT や NotebookLM から必要な分だけ抽出するなどされてくださいね。

  • UIライブラリとは?基本概念と役割
    • UIライブラリの定義
    • 2025年、UIライブラリ利用者の動向
    • デザインシステム、UIライブラリ、スタイルガイドの違い
  • UIライブラリを使うメリット
    • 1.開発効率の向上
    • 2.一貫したデザインの維持
    • 3. 要件の標準化
    • 4. クロスブラウザ・クロスデバイス対応
    • 5. 保守コストの低減
  • UIライブラリを使うデメリット
    • 1. カスタマイズの制約
    • 2. 学習コストがかかる
    • 3. ライブラリの寿命
  • UIライブラリの主な種類と選定基準
    • フル機能型 vs 軽量型
    • 開発者指向 vs デザイナー指向
    • 有償(商用)ライブラリ vs 無償(オープンソース)ライブラリ
  • 有償UIライブラリの選定基準
  • UIライブラリは試用期間を設定しよう
  • まとめ|UIライブラリ導入で開発効率を上げよう
続きを読む

システムのバージョンアップに伴うプラットフォーム移行 | 開発ローカル情報、毎月キャッチアップ(2025年2月号)

2月: バージョンアップ

開発ローカル情報とは、インフラジスティックスが日々お客様と対話する中でよく耳にする、開発現場の小さな領域に限定したトピックを掘り下げて共有する特集です。

 

今月は、社内システムのバージョンアッププロジェクトをされている企業様数件とお話をしました。「バージョンアップ」は、年間を通してよく相談いただくトピックですが、依存するプログラムが多くて組織内の調整コストも嵩むので「そのうち対応しないといけないがまだ具体的には...」と、実際には腰が重い企業様も多いようです。

今月お話をした企業様は、プラットフォームはそれぞれ異なるものの、バージョンアップの前後で対象となるバージョンリリース時期には「約10年」の開きがありました。「基幹システムの寿命は10-14年」とはよく言われるものですが、弊社で相談をお受けするバージョンアップサイクルも同じ傾向の印象です。

プラットフォームのバージョンアップにおいて何にハードルを感じ、どのようなステップで進めることが多いのでしょうか。

続きを読む

ナレッジベースのコンテンツご紹介 - Ignite UI for WPF グリッドのスタイル・ヘッダー編

こんにちは!ディベロッパーサポートチームの Mori です。

今回も弊社で育てているナレッジベースのコンテンツをご紹介したいと思います。

この度のテーマは Ignite UI for WPF です!

弊社の Ignite UI for WPF でお問合せの多いコントロールの一つに Grid(xamDataGrid)があります。Grid といえば、そうです、ヘッダーですね(!?)

ヘッダーといえば、そうです、スタイル変更ですね(!!?)

今回は以下の 2つのコンテンツをご紹介したいと思います。(少ないぞ!)

続きを読む

Figmaからコード生成をする際のハードル | 開発ローカル情報、毎月キャッチアップ(2025年1月号)

1月の開発ローカル情報: Figma コード生成

開発ローカル情報とは、インフラジスティックスが日々お客様と対話する中でよく耳にする、開発現場の小さな領域に限定したトピックを掘り下げて共有する特集です。

 

コーディング作業を効率化するため、Figmaで作成した画面デザインから自動でコード生成したい、とツールを探している方がここ最近増えている印象です。Figmaからコード生成、といってもHTML/CSSなどのスタイルコード生成までを指すのか、ReactやAngular、Vue.jsなどを想定した動的なコード生成まで実現したいのか、によって、技術的な難易度や実現方法は異なりますが、一般的に業務システムを開発する際にはフォントサイズやカラーリングなどの「静的な画面設計」だけでなく、入力時のフォームバリデーションや、テーブルのフィルタリング・ソートなどの「動的な画面設計」が必要です。

 

続きを読む