以下の表は、Ultimate UI for WPF 2012 Volume 2 新機能の概要を示します。その他の詳細情報については、以下の要点チャートの後を参照してください。
このトピックでは、xamCalculationManager と xamDataGrid コントロールの統合について扱いますが、同じ手順をその他の DataPresenter コントロールに適用することができます。xamCalculationManager コンポーネントによって実行される計算に関連するのに適した他のコントロールは、DataPresenterBase クラスから派生します。
xamDataChart の OlapXAxis は OLAP データの視覚化のためにデザインされます。データにドリルダウンし、軸 (列または行) を選択して値をプロットするシリーズを選択できます。
タッチ ジェスチャは、タッチ サポート画面でインタラクティブに xamDataChart コントロールのコンテンツを操作できます。Ultimate UI for WPF 2012 Volume 2 リリースは、ストレッチ、ピンチ、タップ、ドラッグなどのジェスチャをサポートするチャートが含まれます。
外部処理は、並べ替え、フィルタリング、グループ化、集計計算などの機能を CollectionView を使用して外部で行うことができます。通常、コントロールの DataPresenter は内部で処理を実行します。ただし、外部処理では CollectionView オブジェクトがコントロール外で要求された処理を行います。その後、コントロールの DataPresenter に結果を反映し、その結果コントロール ビューに表示されます。
xamGantt コントロールはプロジェクトのタスク、関係、依存を視覚化します。このクロス プラットフォーム コントロールは、プロジェクト プランの作成、製品処理、およびプロジェクトの進行状況を表示するために Microsoft Project 2010 のようなユーザー インターフェイスを提供します。
xamGrid のデータの注釈を使用すると、データ クラスで属性を適用できます。注釈は、検証ルールの指定、データを描画する方法の決定、クラス間の関係の設定などの操作で便利です。
スクリーンショットは、以下のフィールドの属性に設定したデータ属性を示します。
カテゴリ (グループ化されたカテゴリ)
名前 (短い名前)
UnitPrice (通貨の書式)
xamGeographicMap コントロールは xamOverviewPlusDetailPane コントロールを使用してマップ コンテンツの概要を提供します。このコントロールはマップのサムネイルを表示し、マップ コントロールのナビゲーション機能を提供します。
xamGeographicMap コントロールは以下の地理シリーズの新しいタイプを提供します。
xamGeographicMap コントロールは、地理データの三通貨換算の作成、読み込み、および ITF ファイルへの保存のために TriangulationSource クラスを提供します。この機能はマップ描画のランタイム パフォーマンスを向上します。
Excel フィルタリング機能は、 xamPivotGrid に値およびラベル フィルターを MS Excel PivotTables のように追加する機能を提供します。行および列階層のメンバーの検索機能も提供します。
12.2 以前のリリースでは、 xamPivotDataSelector のメタデータ ツリーのメジャーのフォルダー構造は SSAS サーバーに定義される構造と一致しませんでした。次回 XmlaDataSource を使用する際にサーバーのフォルダー構造と一致します。
ピボット グリッドのスーパー コンパクト レイアウトは、 xamPivotGrid コントロールの水平方向スペースを削減するレイアウトです。標準レイアウトの行階層の子レベルを親ヘッダー セルの左に配置されるヘッダー セルに表示する代わりに、子レベルのヘッダー セルは親の上または下に表示されます。階層のレベルを識別するために、指定した距離によって右にインデントされます。
xamSyntaxEditor は、Microsoft Visual Studio のコード エディターのようなコード編集エクスペリエンスを提供するテキスト編集コントロールです。新しい構文解析エンジンで作成されました。言語固有の文法ルールを設定すると、言語の部分を表示し、テキストが構文ルールに合わせない場合にエラー情報を表示します。
バージョンフリー アセンブリは、アセンブリ名にバージョン番号またはフレームワーク バージョン識別子がないライブラリです。たとえば、 InfragisticsSL5.v12.2.dll は InfragisticsSL.dll として読み込みます。バージョンフリー アセンブリは常に最新の共通言語ランタイム (CLR) バージョンと一致します。
Microsoft の Visual Studio 12 統合開発環境 (IDE), Infragistics のすべての XAML コントロールはデザイン タイム ダイアログで Metro スタイルの UI アイコンをサポートします。
構文解析エンジンはスタンドアロンまたは新しい xamSyntaxEditor エディター コントロールと共に使用可能なテキスト解析エンジンです。構文解析エンジンは EBNF 言語を取得し、言語のトークン、キーワード、コンストラクトに解析します。