イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、CellDataUpdatingEventArgs 型の引数を受け取りました。次の CellDataUpdatingEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。
プロパティ | 解説 |
---|---|
CacheData | データをキャッシュするかどうかを指定します。デフォルト値は true です。UltraDataSourceにデータを保持しない場合はFalseに設定します。この場合、列にキャッシュされている既存のデータがあればクリアされます。次回同じセルでデータが必要になったときには CellDataRequested イベントが発生します。 |
Cancel System.ComponentModel.CancelEventArgsから継承されます。 | |
Column | 列を取得します。 |
NewValue | セルの新しい値。このプロパティには異なる値を設定できます。 |
Row | 行を取得します。 |
CellDataUpdating は、この UltraDataSource にバインドされたコントロールがセル値を更新する前に発生します。元の値を維持する場合は、CellDataUpdatingEventArgs の Cancel を True に設定して更新をキャンセルします。また、CellDataUpdatingEventArgs.NewValue を異なる値に設定して更新値を変更することもできます。
デフォルトでは、UltraDataSource はセルの新しい値をキャッシュします。開発者側でデータを管理する場合は、CellDataUpdatingEventArgs.CacheData を False に設定してデータがキャッシュされないようにします。
注意: このイベントは、値をコードで設定した場合は発生しません。