Silverlight のサポート状況
Silverlight は リッチ インターネット アプリケーション (RIA) を構築するフレームワークとして一般・社内アプリケーションへの採用が進められていました。しかし、2015 年 7 月にリリースされた Windows 10 においてはデフォルト ブラウザーとして Silverlight をサポートしない Microsoft Edge が提供されました。また、メジャー ブラウザーである、Chrome においても Version 42 から標準サポートが終了しております。

Silverlight 5 そのもののサポート期間は 2021 年 10 月 21 日となっていますが、様々なデバイスへの対応や将来のブラウザーにおける動作が保証されていないなどのリスクを回避する観点からぜひ、既存アプリケーションの移行をご検討ください。
Silverlight からの移行パス
Silverlight からの移行に関してはデスクトップ、Web という 2 つの候補があげられます。このページではそれぞれの移行先を考慮する際の項目や弊社関連製品をご紹介します。
弊社は UI コントロールを提供する立場から多くのお客様に Silverlight からの移行に関するご相談をいただき、お客様の状況に合わせてアドバイスを差し上げております。パッケージソフトウェアの移行やシステム移行に伴うご相談など、是非お気軽にご連絡いただければと思います。

Silverlight の現状、移行パスについての詳細な情報をお伝えしたオンラインセミナー資料を下記で公開させていただいております。弊社が提供する製品、サポートについての詳細もご確認いただけますのでぜひ、ダウンロードをお願いいたします。
Web ソリューションへの移行
Silverlight から Web ソリューションへの移行に関してはブラウザー、デバイス サポートといった新たな環境への対応が求められているかが重要な要素となります。下記のチェックリスト項目が多く当てはまる場合は Web ソリューションへの移行をおすすめします。
- 最新のブラウザーをサポートする必要があるか?
- iOS や Android など今後、Windows 以外のデバイスも同時にサポート対象か?
- アプリケーション配備の簡易さ、柔軟性が必要か?
- 開発チームのスキルセット、あるいは方向性としてHTML/Javascript を今後採用するか?
弊社では HTML5/jQuery に対応した Web コンポーネント、Ignite UI をご用意いたしております。様々なブラウザーをサポートしつつ、業務要件に合致する画面を Web ブラウザーで実現することが可能となります。