Blazor 極座標スプライン チャート
Ignite UI for Blazor 極座標スプライン チャートは、極座標チャートのグループに属し、極座標 (角度/半径) 座標系のデータ ポイントを接続するスプライン ラインのコレクションを使用してレンダリングされます。PolarSplineSeries
は ScatterSplineSeries
と同じデータ プロットの概念を使用していますが、横の線に沿って伸びるのではなく、円の周りでデータ ポイントをラップします。他のシリーズ タイプと同じように、複数の PolarSplineSeries
は同じデータ チャートにプロットでき、データセットの相違点を示すために互いにオーバーレイできます。
Blazor 極座標スプライン チャートの例
軸の要件
Blazor データ チャート コンポーネントはさまざまなタイプの軸を提供しますが、PolarSplineSeries
で使用できるのは以下のタイプの軸のみです。
NumericRadiusAxis
NumericAngleAxis
データの要件
PolarSplineSeries
には以下のデータ要件があります。
- データソースはデータ項目の配列またはリストである必要があります。
- データソースにはデータ項目を少なくとも 1 つ含む必要があり、含まれない場合はチャートで
PolarSplineSeries
がレンダリングされません。 - すべてのデータ項目には、極座標シリーズの
AngleMemberPath
とRadiusMemberPath
プロパティを使用してマッピングする必要がある少なくとも 2 つの数値データ列 (PolarSplineSeries
など)を含める必要があります。
極座標シリーズのデータポイントの位置は、「極」と呼ばれる、固定方向からの角度 (角度座標) と固定点 (デカルト座標の原点に類似) からの距離 (半径座標) によって決まります。極から始まって外側を指す線は角度軸 (NumericAngleAxis
) のグリッド線で、極を囲む同心円状の輪は半径軸 (NumericRadiusAxis
) のグリッド線です。
上記データ要件を満たすデータソースとして SamplePolarData を使用できます。
モジュールの要件
PolarSplineSeries
を作成するには、以下のモジュールが必要です。
DataChartCoreModule.Register(IgniteUIBlazor);
DataChartPolarModule.Register(IgniteUIBlazor);
DataChartPolarCoreModule.Register(IgniteUIBlazor);
DataChartInteractivityModule.Register(IgniteUIBlazor);
コード例
このコードは、PolarSplineSeries
を使用して Ignite UI for Blazor データ チャートのインスタンスを作成し、それをデータソースにバインドする方法を示します。