Blazor スプライン チャート

Ignite UI for Blazor スプライン チャートはカテゴリ チャートのグループに属し、スプラインの滑らかな曲線で接続されたポイントのコレクションを使用してレンダリングされます。値は y 軸に表示され、カテゴリは x 軸に表示されます。SplineSeries は時間毎のデータの変化や複数の項目を比較する場合に用いられ、プロットされた値の合計を表示することで全体に対するデータ間の関係も表します。Blazor スプライン チャートは、データ ポイントを接続するラインにスプライン補間とデータの表示を改善するスムージングがあること以外は Blazor 折れ線チャートと同じです。

Blazor スプライン チャートの例

軸の要件

Blazor データ チャート コンポーネントはさまざまなタイプの軸を提供しますが、SplineSeries で使用できるのは以下のタイプの軸のみです。

  • CategoryXAxis
  • OrdinalTimeXAxis
  • TimeXAxis
  • NumericYAxis

データの要件

SplineSeries には以下のデータ要件があります。

  • データソースはデータ項目の配列またはリストである必要があります。
  • データソースにはデータ項目を少なくとも 1 つ含む必要があり、含まれない場合はチャートで SplineSeries がレンダリングされません。
  • すべてのデータ項目には、財務軸 (CategoryXAxis など) の Label プロパティにマッピングする必要があるデータ列 （文字列または日時）を少なくとも 1 列含める必要があります
  • すべてのデータ項目には、SplineSeries の ValueMemberPath プロパティにマッピングする必要がある数値データ列を少なくとも 1 列含める必要があります。

上記データ要件を満たすデータソースとして SampleCategoryData を使用できます。

モジュールの要件

SplineSeries を作成するには、以下のモジュールが必要です。

DataChartCoreModule.Register(IgniteUIBlazor);
DataChartCategoryModule.Register(IgniteUIBlazor);
DataChartCategoryCoreModule.Register(IgniteUIBlazor);
DataChartInteractivityModule.Register(IgniteUIBlazor);

コード例

このコードは、SplineSeries を使用して Ignite UI for Blazor データ チャートのインスタンスを作成し、それをデータソースにバインドする方法を示します。

<DataChart Height="500px" Width="700px">
    <CategoryXAxis Name="xAxis" />
    <NumericYAxis Name="yAxis" />
    <SplineSeries
        Name="series1"
        XAxisName="xAxis"
        YAxisName="yAxis"
        ValueMemberPath="USA" />
</DataChart>

その他のリソース