バージョン

ダッシュボード リンク

概要

Reveal アプリケーションはダッシュボードのリンクをサポートしているため、ユーザーはダッシュボードをナビゲートできます。ダッシュボードからダッシュボードに移動することで、業務上のハイレベルな概要からより詳細なビューに進むことができます。

一般的なユースケース

たとえば、各部門 (HR、Sales、Marketing) の主要業績評価指標を表示する「Company 360」ダッシュボードを作成できます。ユーザーがビジュアライゼーションの 1 つを最大化すると、ナビゲーションがトリガーされ、ユーザーはその部門に関するより詳細な情報を含む別のダッシュボードに移動します。

あるいは、ダッシュボード リンクを使用して、より具体的なダッシュボードに移動することもできます。たとえば、上位 25 の顧客を表示する可視化を含むダッシュボードで、顧客の1人を選択すると、ユーザーは新しいダッシュボードに移動します。この新しいダッシュボードには、最近の購入、連絡先情報、売れ筋商品など、選択した顧客に関する詳細情報が表示されます。

ダッシュボードへリンクする機能の詳細については、Reveal のユーザーガイドの ダッシュボードのリンクを参照してください。

コード例

SDK とのダッシュボードリンクを使用できますが、ナビゲーションがトリガーされているときには包含アプリケーションが関与する必要があります。SDK はダッシュボードが格納されている場所を処理しないため、ターゲット ダッシュボード用のダッシュボードファイルを提供するには、それを含むアプリケーションが必要です。

実用的な例として、SDK とともに配布されている UpMedia サンプルの Marketing.xaml.cs ページを使用できます。

基本的にこの 2 項目を完了すると後は SDK によって処理されます。

1. VisualizationLinkingDashboard イベントを処理します。 2. ターゲット ダッシュボードの ID を使用してコールバックを呼び出します。

//VisualizationLinkingDashboard イベントにアタッチします。
revealView.VisualizationLinkingDashboard += RevealView_VisualizationLinking;

//Implement the event handler
private void RevealView_VisualizationLinking(object sender,
    VisualizationLinkingDashboardEventArgs e)
    {
        e.Callback("Campaigns", GetDashboardStream("Campaigns"));
    }