バージョン

RevealView オブジェクトの設定

概要

RevealView コンポーネントは、RevealSettings オブジェクトをパラメーターとして渡している間にインスタンス化できます。

RevealSettings オブジェクトを使用して、エンドユーザーに対するさまざまな機能を有効または無効にすることができます。

  • UI 要素の表示/非表示 - ShowFilters プロパティは初期化時に RevealView によって読み込まれ、その値に基づいてグローバル フィルター UI をユーザーに表示または非表示にします。その他の同様のプロパティには、showExportButton、canEdit、showChangeDataSource、maximizedVisualization があります。

  • ダッシュボードの指定 - どのダッシュボードをレンダリングするかを指定するには、dashboard プロパティを使用します。Web クライアント SDK のインスタンスを作成のとおり、 ダッシュボードは、$.ig.RevealUtility.loadDashboard メソッドを使用して取得する必要があります。 このメソッドは、dashboardId と、ダッシュボードのロード時に呼び出される成功コールバックを受け取ります。

  • グローバル フィルター値の選択 - ダッシュボードのロード時に既存のグローバル フィルターに対して最初に選択される値を指定できます。

コード

次のコードスニペットは、ダッシュボード「AppsStats」を読み込む方法を示しています。「application_name」グローバル フィルターの選択値を「App2」に設定すると、ダッシュボードには「App2」でフィルター処理されたデータが表示されます。

var dashboardId = "AppsStats";
var revealSettings = new $.ig.RevealSettings(dashboardId);

$.ig.RevealUtility.loadDashboard(dashboardId, function (dashboard) {
    revealSettings.dashboard = dashboard;

    var applicationNameFilter = dashboard.getFilterByTitle("application_name");
    revealSettings.setFilterSelectedValues(applicationNameFilter, ["App2"]);

    window.revealView = new $.ig.RevealView("#revealView", revealSettings);
}, function (error) {
});

タイミングについて

$.ig.RevealView は、初期化時に $.ig.RevealSettings を適用します。ダッシュボードが画面に表示される前の特定の時間です。これによるいくつかの影響があります。

  • ダッシュボードのレンダリング後に設定オブジェクトを変更しても、すでにロードされているダッシュボードには影響しません。

  • ただし、ビューの作成後にダッシュボード フィルターの選択値の変更ができます。これを行うには、$.ig.RevealView オブジェクトの setFilterSelectedValues メソッドを使用する必要があります。

  • $.ig.RevealSettings オブジェクトのプロパティ (CanEdit、CanSaveAs など) を変更した場合、$.ig.RevealView の新しいインスタンスを作成する必要があります。