バージョン

XamDoughnutChart の追加

トピックの概要

目的

このトピックでは、 XamDoughnutChart コントロールを Xamarin.Forms アプリケーションに追加する方法をコード例を用いて説明します。

前提条件

このトピックを理解するためには、以下のトピックを理解しておく必要があります:

トピック 目的

このトピックは、 XamDoughnutChart コントロールおよびその主要機能の概要を説明します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

概要

以下のコードは、XamDoughnutChart を Xamarin.Forms アプリケーションに追加する方法を示します。

プレビュー

以下のスクリーンショットは結果のプレビューです。

XamDoughnutChart Adding Xamarin.png

前提条件

  • Xamarin.Forms プロジェクトで以下のアセンブリへの参照を追加します:

    • Infragistics.XF.Charts.dll

    • Infragistics.XF.DataVisualization.dll

NuGet パッケージで参照を追加」トピックの手順に従ってアセンブリ参照を追加します。

  • Infragistics xml 名前空間が宣言されている空白の ContentPage:

XAML の場合:

xmlns:ig="clr-namespace:Infragistics.XamarinForms.Controls.Charts;assembly=Infragistics.XF.Charts"

概要

以下はプロセスの概要です。

1. サンプル データの追加

2. XamDoughnutChart コントロールの追加

3.シリーズの追加

手順

以下の手順は、XamDoughnutChart コントロールをアプリケーションに追加する方法について説明します。

1.サンプル データを追加します。

1.サンプル データ モデル クラスを定義します。

ページのコードビハインドでは、以下のクラス定義を追加します。

C# の場合:

public class Category
{
    public string Label { get; set; }
    public double AveragePrice { get; set; }
}

このクラスのインスタンスのリストを作成して、描画された RingSeries 用の ItemsSource として提供します。

2.サンプル データ リストを作成して、ContentPage の BindingContext として設定します。

ページのコンストラクターで以下のコードを追加します。

C# の場合:

this.DataContext = new List<Category>()
{
    new Category () {Label="Footwear", AveragePrice=52.34},
    new Category () {Label="Clothing", AveragePrice=32.2},
    new Category () {Label="Accessories", AveragePrice=15.12},
    new Category () {Label="Equipment", AveragePrice=39.65}
};

2.XamDoughnutChart コントロールの追加

XamDoughnutChart 宣言をページに追加します。

XAML の場合:

<ig:XamDoughnutChart x:Name="doughnutChart">
</ig:XamDoughnutChart>

3.シリーズを追加します。

1.シリーズを追加します。

データを XamDoughnutChart に表示するには、1 つ以上のシリーズをその Series コレクションに追加する必要があります。このプロシージャは 1 つの RingSeries を使用します。

2.必要なプロパティをシリーズに設定します。

シリーズを正しく構成するには、 ItemsSourceValueMemberPath およびオプションで LabelMemberPath および LabelsPosition のプロパティを以下の手順に従って設定する必要があります。

  1. ItemsSource を設定します。

ItemsSource は、シリーズのデータの出所となる IEnumerable プロパティです。 この例では、このプロパティを直接 BindingContext にバインドします。

  1. ValueMemberPath を設定します。

ValueMemberPath をそれぞれのスライスのサイズを計算するために使用されるプロパティ名に設定します。このサンプルの場合、プロパティを「AveragePrice」 に設定します。

  1. LabelMemberPath を設定します。

チャートの各スライス用ラベルを取得するために使用されるデータ オブジェクトにおいて、LabelMemberPath をプロパティ名に設定しなければなりません。このサンプルの場合、プロパティを「Label」 に設定します。

  1. LabelsPosition (オプション) を設定します。

LabelsPosition は、このスライスに相対的な位置のラベルを指定します。このサンプルの場合、BestFit に設定します。

XAML の場合:

<ig:XamDoughnutChart x:Name="doughnutChart">
    <ig:XamDoughnutChart.Series>
        <ig:RingSeries ItemsSource="{Binding}" LabelMemberPath="Label" ValueMemberPath="AveragePrice" LabelsPosition="BestFit"/>
    </ig:XamDoughnutChart.Series>
</ig:XamDoughnutChart>

関連コンテンツ

以下のトピックでは、このトピックに関連する追加情報を提供しています。

トピック 目的

このトピックでは、 XamDoughnutChart のスライスの選択および展開を構成する方法を説明します。