バージョン

SetFormula(String,String,WorkbookFormat,CellReferenceMode,CultureInfo) メソッド

セルに適用される値を検証するために使用する数式を設定します。
シンタックス
public void SetFormula( 
   string formula,
   string address,
   WorkbookFormat format,
   CellReferenceMode cellReferenceMode,
   CultureInfo culture
)

パラメータ

formula
ルールに使用する検証式。
address
相対参照の基準となるセルまたは領域のアドレスか、ワークシートの左上のセルを使用する場合は null。
format
address を解析するために使用するブック形式。
cellReferenceMode
address を解析するために使用するセル参照モード。
culture
数式文字列を解析するときに使用するカルチャ。
例外
例外解説
System.ArgumentNullExceptionformula が null でルールが現在 Worksheet に適用されている場合に発生します。
FormulaParseExceptionformula が有効な数式でない場合に発生します。
System.ArgumentExceptionaddress が有効なセル アドレスまたは領域アドレスでない場合に発生します。
Infragistics.Documents.Excel.MockClasses.InvalidEnumArgumentExceptionformatWorkbookFormat 列挙体で定義されていない場合に発生します。
Infragistics.Documents.Excel.MockClasses.InvalidEnumArgumentExceptioncellReferenceModeCellReferenceMode 列挙体で定義されていない場合に発生します。
解説

数式の評価結果が False、0、ErrorValue (#VALUE! など)、または「True」(大文字と小文字は区別しません) 以外の文字列の場合、値が無効であることを示します。True、「True」(大文字と小文字は区別しません)、null、およびゼロ以外の数値は、有効な値が適用されたことを示します。

渡されたアドレスは、数式中で相対アドレスを使用する場合にのみ必要です。データの入力規則ルールがセルまたは領域に適用されている場合、各個別のセルで使用されている数式内の参照は、渡された address に対するセルのオフセットによってシフトされます。たとえば、指定された式が =B1 で指定されたアドレスが A1 の場合を考えます。データの入力規則ルールが A5 セルに適用されている場合、使用される数式は =B5 になります。ただし、数式中の参照が =$B$1 のように絶対参照の場合、指定したアドレスにかかわらず同じ数式が適用されます。

address は、ワークシート上の任意の有効なセルまたは領域参照です。領域アドレスが指定された場合、左上のセルまたは領域が使用されます。指定されたセルまたは領域には、データの入力規則ルールが適用されている必要はありません。すべての参照が許可されます。

参照