バージョン

ダイアログ ボックス ランチャーを使用してダイアログ ボックスを表示

始める前に

リボン グループは、リボン グループのキャプションの右側の DialogBoxLauncher と呼ばれる小さいボタンを表示できます。名前が意味するように、このボタンは主にダイアログを表示したり、そのリボン グループのアプリケーション作業に関連するタスク ペインを表示するために使用されます。

リボン グループの DialogBoxLauncherTool プロパティを ButtonTool のインスタンスに設定する必要があります。

達成すること

リボン グループの DialogBoxLauncher ボタンを表示します。SaveFileDialog を起動するためにこの DialogBoxLauncher を使用します。

Note

注: このトピックは、 Extensible Application Markup Language (XAML) を使用して基本 xamRibbon を作成する方法を知っていることを前提とします。

ダイアログボックスを表示するために DialogBoxLauncherTool を使用:

  1. RibbonGroup で DialogBoxLauncherTool を宣言します。

  2. DialogBoxLauncherTool タグで ButtonTool のインスタンスを作成します。

  3. ButtonTool の ID プロパティを btnSaveDialog に設定します。ID および xamRibbon™ コントロールの GetToolById メソッドを使用して、コード ビハインドで ButtonTool への参照を取得できます。

  4. クリック イベント ハンドラを ButtonTool に接続します。以下のコード例は、btnSaveDialog_Click という名前のメソッドを使用して ButtonTool のクリック イベントを処理します。

XAML の場合:

...
<igRibbon:RibbonGroup Caption="Data">
        <igRibbon:RibbonGroup.DialogBoxLauncherTool>
                <igRibbon:ButtonTool Id="btnSaveDialog" Click="btnSaveDialog_Click" />
        </igRibbon:RibbonGroup.DialogBoxLauncherTool>
</igRibbon:RibbonGroup>
...
  1. コード ビハインドでは、btnSaveDialog_Click という名前のメソッドを作成します。このメソッドでは、SaveFileDialog をインスタンス化して表示します。

Visual Basic の場合:

Private Sub btnSaveDialog_Click(ByVal sender As System.Object, _
  ByVal e As System.Windows.RoutedEventArgs)
        Dim dialog As New Microsoft.Win32.SaveFileDialog()
        If dialog.ShowDialog() = True Then
                'TODO: ファイル保存ロジックを追加します。
        End If
End Sub

C# の場合:

private void btnSaveDialog_Click(object sender, RoutedEventArgs e)
{
        Microsoft.Win32.SaveFileDialog dialog =
          new Microsoft.Win32.SaveFileDialog();
        if(dialog.ShowDialog() == true)
        {
                //TODO: ファイル保存ロジックを追加します。
        }
}
  1. アプリケーションを実行し、キャプションが Data のリボン グループの DialogBoxLauncher ボタンをクリックします。

xamribbon で、ダイアログ ボックス ランチャーを使用してダイアログ ボックスを表示