このトピックでは、ブラシ エディターのブラシ リソース パネルを構成する方法を説明します。
本トピックの理解を深めるために、以下のトピックを参照することをお勧めします。
プロパティ リストをスクロールすると、プロパティ エディターがビューに入り、ビューから出ます。ブラシ型プロパティ エディターがビューに入ると、BrushResourcesLoading イベントが発生されます。イベント ハンドラーで、BrushResourcesEventArgs 型のイベント引数オブジェクトを使用すると、ブラシ エディターのユーザー インターフェイスをカスタマイズできます。この引数オブジェクトもビューに入るブラシ プロパティと関連する PropertyGridPropertyItem への参照を含みます。
上の画像で表示されるように、ブラシ リソース パネルはブラシを「ローカル ブラシ リソース」および「システム ブラシ リソース」の 2 つのグループに分割します。このグループのブラシ項目にカスタム ブラシ定義を追加するか、システム ブラシを含むことによりカスタマイズできます。
システム ブラシを含むには、AutomaticallyIncludeSystemBrushResources ブール プロパティを true に設定します。これは、現在の Windows テーマのすべての色を「システム ブラシ リソース」グループに追加します。
カスタム ブラシをこのグループに追加するには、BrushResources プロパティに PropertyGridBrushResourceItem 型のオブジェクトを追加します。この型は、ブラシ、ブラシ名、ブラシ グループ、およびその他の情報を保存するためのオブジェクト型の Tag プロパティのブラシ リソース項目に関連する情報をすべて含みます。
ユーザーがブラシ リソース リストからブラシ項目を選択すると BrushResourceSelected イベントが発生されます。このイベントのイベント引数オブジェクトは以下のプロパティを提供します:
PropertyItem – このプロパティは PropertyGridPropertyItem
型で、ブラシが変更されたブラシ プロパティと関連付けられます。
BrushResource – このプロパティは PropertyGridBrushResourceItem
型で、選択したブラシ項目に関連するすべての情報を含みます。
このトピックに関連する追加情報については、以下のトピックを参照してください。