バージョン

ビュー内でノードを移動

トピックの概要

目的

このドキュメントの目的は、ビュー ポータル内で NetworkNode を移動させる、マウスとキーボードを使用してのナビゲーションの方法を説明することです。

本トピックの内容

次のセクションで触れるビュー ポータル内での NetworkNode コントロールのナビゲーションは次の通りです。

Ctrl キー + [プラス キー]

- ズームイン

Ctrl キー + [マイナス キー]

- ズームアウト

マウス ホイール

- ズームイン / アウト

矢印キー (上下左右)

- パン

マウスをクリックし NetworkNode を移動

- パン

WindowRect メソッドを使用 (コード内)

- ビュー内で NetworkNode を移動

前提条件

以下の表は、このトピックでの前提条件を示しています。

背景タイプ コンテンツ

概念

以下の概念を理解する必要があります。

  • コントロールの背景ビューをクリックしてコントロールにフォーカスを設定します (デフォルトのコントロールはフォーカスをしません)。

  • パンとズームのプロパティが無効になっていないことを確認します (デフォルトではパンとズームは有効になっています)。

トピック

まず以下のトピックを読む必要があります。

ここで示されているパンとズーム設定はオプションです。デフォルトでは、それらは有効になっています。

XAML の場合:

<ig:XamNetworkNode.NavigationSettings>
   <ig:NavigationSettings AllowPan="True" AllowZoom="True" />
</ig:XamNetworkNode.NavigationSettings>

C# の場合:

xnn.NavigationSettings.AllowPan = true;
xnn.NavigationSettings.AllowZoom = true;

Visual Basic の場合:

xnn.NavigationSettings.AllowPan = True
xnn.NavigationSettings.AllowZoom = True

ビューでネットワーク ノードを移動

xamNetworkNode コントロールはビュー内のコントロールをズームおよびパンするためにマウスとキーボードによるナビゲーションをサポートします。プログラムによるナビゲーションはコントロールの WindowsRect メソッドを呼び出すことで可能です。関連するキーの組み合わせによるキーボード ナビゲーション コマンドは以下のセクションで定義されます。

ナビゲーション セクション

コマンド 操作

キーボードの Ctrl キー とプラス (+) キーを押します。

ビューポートは NetworkNode 上でズームインします。

キーボードの Ctrl キー とマイナス (-) キーを押します。

ビューポートは NetworkNode 上でズームアウトします。

スクロールにはマウス ホイール を使用します。

ビューポートは NetworkNode 上でズームインおよびズームアウトします。

キーボードの矢印キー を使用します。

ビューポートは NetworkNode をビューの中で対応する方向に動かします。

マウスで NetworkNode の背景 (ノード上以外) をポイントし、次にマウスの左ボタン を押してマウスを移動

ビューポートは NetworkNode をビューの中でパンします。

プログラムによる NetworkNode のナビゲーションのためには、WindowRect メソッドを使用します。ズーム位置はこのメソッドに渡される座標パラメーターに基づきます。たとえば、以下のコード例がノードへのズーム インの方法を示しています。このメソッドのパラメーターはノードの X 座標、Y 座標、幅、高さです。ここでは X 座標だけが変更され X 座標に沿って NetworkNode が移動します。

注: 幅と高さの値だけが操作される場合はビュー ポートもコントロールに対してズームします。

C# の場合:

xnn.WindowRect = new Rect(xnn.WindowRect.X + 100, xnn.WindowRect.Y, xnn.WindowRect.Width, xnn.WindowRect.Height);

VB の場合:

xnn.WindowRect = New Rect(xnn.WindowRect.X + 100, xnn.WindowRect.Y, xnn.WindowRect.Width, xnn.WindowRect.Height)