バージョン

ドロップダウンの構成 (xamMultiColumnComboEditor)

トピックの概要

目的

このトピックでは、 xamMultiColumnComboEditor™ ドロップダウンのレイアウトおよび動作を構成する方法を説明します。

前提条件

このトピックを理解するためには、以下のトピックを理解しておく必要があります。

トピック 目的

このトピックでは、 xamMultiColumnComboEditor コントロールをアプリケーションに追加し、より重要ないくつかのプロパティの使用方法を説明します。

ドロップダウンの構成の概要

ドロップダウンの構成の概要表

以下の表は、 xamMultiColumnComboEditor ドロップダウンの構成可能な要素を簡単に説明し、それらを構成するプロパティにマップします。表の後に、要素の詳細が記載されています。

構成可能な項目 詳細 プロパティ

ドロップダウンがサイズ変更ハンドルでサイズ変更できるかどうかを構成します。

ドロップダウンの最小幅を返す、または設定します。

ドロップダウンの最大幅を返す、または設定します。

ドロップダウンの最小の高さを返す、または設定します。

ドロップダウンの最大の高さを返す、または設定します。

ドロップダウンを開くかどうかの構成

ドロップダウンが開くかどうかを返す、または設定します。

ドロップダウン ボタンの表示の構成

ドロップダウン トグル ボタンを表示する場合の構成です。

フッター テキストの構成

フッター テキストを構成します

ドロップダウンのフッター テンプレートのスタイル設定

ドロップダウンのフッターおよびそのコンテンツをカスタマイズします

ユーザーによるドロップダウン サイズ変更の有効化/無効化

概要

xamMultiColumnComboEditor ドロップダウンは、サイズ変更ハンドルを使用して、すべての項目情報が表示できるようにドロップダウンをサイズ変更できます。

xamMultiColumnComboEditor ドロップダウンのサイズ変更機能は、デフォルトで有効に設定されています。

プロパティ設定

以下の表は、任意の構成とそれを管理するプロパティ設定のマップを示します。

目的: 使用するプロパティ: 設定値

xamMultiColumnComboEditor ドロップダウンのサイズ変更機能の有効化/無効化

bool

以下のスクリーンショットは、以下の設定の結果、 xamMultiColumnComboEditor の外観がどのようになるか示しています。

プロパティ

true

Configuring DropDownMCC 1.png

以下のコードはこの例を実装します。

XAML の場合:

<ig:XamMultiColumnComboEditor x:Name="ComboEditorProducts"
                              Height="30" Width="300"
                              ItemsSource="{Binding Path=Products}"
                              AutoGenerateColumns="False"
                              DisplayMemberPath="ProductName"
                              AllowDropDownResizing="True">
    <ig:XamMultiColumnComboEditor.Columns>
        <ig:TextComboColumn Key="ProductName"/>
        <ig:TextComboColumn Key="ProductID"/>
        <ig:TextComboColumn Key="UnitsInStock"/>
    </ig:XamMultiColumnComboEditor.Columns>
</ig:XamMultiColumnComboEditor>

ドロップダウンの最小幅の構成

概要

xamMultiColumnComboEditor MinDropDownWidth 値に設定されます。

プロパティのデフォルト設定は、double.NaN です。

MinDropDownWidth プロパティの値が設定されていない場合、ドロップダウンの最小幅は xamMultiColumnComboEditor コントロールのテキスト入力フィールドの幅に制限されます。

MinDropDownWidth プロパティの値が MaxDropDownWidth 値より大きい場合、ドロップダウンは水平方向にサイズ変更できなくなり、幅は MinDropDownWidth で指定された値に設定され、サイズ変更はできません。

注:

Note

MinDropDownWidth プロパティに負の値が設定されている場合は、System.ArgumentException が発生します。

プロパティ設定

以下の表は、任意の構成とそれを管理するプロパティ設定のマップを示します。

目的: 使用するプロパティ: 設定値

サイズ変更中のドロップダウンの最小幅の制限

double

以下のスクリーンショットは、以下の設定の結果、 xamMultiColumnComboEditor ドロップダウンがどのように動作するかを示しています。

プロパティ

150

Configuring DropDownMCC 2.png

ドロップダウンの最大幅の構成

概要

xamMultiColumnComboEditor MaxDropDownWidth プロパティを使用して、ドロップダウンの最大幅を指定します。

プロパティのデフォルト設定は、double.PositiveInfinity です。

注:

Note

MaxDropDownWidth プロパティに負の値が設定されている場合は、System.ArgumentException が発生します。

プロパティ設定

以下の表は、任意の構成とそれを管理するプロパティ設定のマップを示します。

目的: 使用するプロパティ: 設定値

サイズ変更中のドロップダウンの最大幅の制限

double

以下のスクリーンショットは、以下の設定の結果、 xamMultiColumnComboEditor ドロップダウンがどのように動作するかを示しています。

プロパティ

350

Configuring DropDownMCC 3.png

ドロップダウンの最小の高さの構成

概要

xamMultiColumnComboEditor MinDropDownHeight プロパティを使用して、ドロップダウンの最小の高さを指定します。

プロパティのデフォルト設定は、0.0 です。

MinDropDownHeight 値が設定されない場合、ドロップダウンの最小の高さは 40 px に設定されます。

MinDropDownHeight 値が MaxDropDownHeight 値より大きい場合、ドロップダウンは垂直方向にサイズ変更できなく、高さは MinDropDownHeight 値に設定されます。

注:

Note

MinDropDownHeight プロパティに負の値が設定されている場合は、System.ArgumentException が発生します。

プロパティ設定

以下の表は、任意の構成とそれを管理するプロパティ設定のマッピングを示します。

目的: 使用するプロパティ: 設定の選択肢:

サイズ変更およびフィルター操作でドロップダウンの最小の高さを制限する

double

以下のスクリーンショットは、以下の設定の結果、 xamMultiColumnComboEditor ドロップダウンがどのように動作するかを示しています。

プロパティ

90

Configuring DropDownMCC 5.png

ドロップダウンの最大の高さの構成

概要

xamMultiColumnComboEditor MaxDropDownHeight プロパティを使用して、ドロップダウンの最大の高さを指定します。

このプロパティが正しく設定できない場合、コントロールの概算によって、上下にスペースができます。ドロップダウン リストは、アプリケーションの使用可能な高さの範囲で制限されます。

注:

Note

MaxDropDownHeight プロパティに負の値が設定されている場合は、System.ArgumentException が発生します。

プロパティ設定

以下の表は、任意の構成とそれを管理するプロパティ設定のマップを示します。

目的: 使用するプロパティ: 設定値

ドロップダウンの最大の高さの制限

double

以下のスクリーンショットは、以下の設定の結果、 xamMultiColumnComboEditor ドロップダウンがどのように動作するかを示しています。

プロパティ

200

Configuring DropDownMCC 4.png

ドロップダウン イベントの概要

ドロップダウン イベントの概要表

以下の表は、 xamMultiColumnComboEditor ドロップダウンを使用した、ユーザー操作に関連するイベントを示します。

詳細 イベント

IsDropDownOpen プロパティが true から false に変更された場合に発生します。

IsDropDownOpen プロパティが true から false に変更され、ドロップダウンを閉じた場合に発生します。

IsDropDownOpen プロパティの値が false から true に変更された場合に発生します。

IsDropDownOpen プロパティの値が false から true に変更され、ドロップダウンを開いた場合に発生します。

関連コンテンツ

このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。

トピック 目的

このトピックでは、 xamMultiColumnComboEditor コントロールのテキスト入力フィールドに入力し Enter キーを押した場合に、実行される動作を構成する方法について説明します。

このトピックでは、 xamMultiColumnComboEditor コントロールをデータとバインドして、コントロールのドロップダウン リストの項目レイアウトを構成する方法について説明します。

このトピックでは、 xamMultiColumnComboEditor コントロールの項目のフィルタリングを構成する方法を説明します。

このグループのトピックでは、 xamMultiColumnComboEditor コントロールの選択機能とその使用方法について説明します。